「鑑賞後の後味が爽快!!」魔法にかけられて septakaさんの映画レビュー(感想・評価)
鑑賞後の後味が爽快!!
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予告から、面白い予感はしていたのですが、
的中しました。最近は、予告がイイ作品ほど、
実際の上映でがっかりしていたので、その分
余計に、感動しちゃいました。
ディズニーって、基本出演者全員が
ハッピーになるし、そのおかげで、
後味もよくなるのが大好き。
今回も、魔女は死んでしまったけれども、
それ以外の、出演者は、魔女の手先を
含めて、全員ハッピーエンド!
うしろのお客さんは、
「せっかく王子とプリンセスが結びつくと思ったのに、
なに、あの終わりかた。プンプン」との感想を
女の子同士、口にしていましたが、私は真逆。
おとぎの国から来たプリンセスが、
人間界の男性と生活を共にして、
その心の悲しみに触れ、人間生活の
不思議さにも触れ、これまで感じもしなかった
怒りの感覚、嫉妬の感覚、といった初めての感覚に、
驚きながらも、その醜い部分を正面から受け止め、
慈しみ、妻を離婚で失った男性を癒し、
いつの間にか、それが愛情へと変遷。
気がつけば、心の底から
愛し、真実のキスを求めたのは、
プリンセスから、人間界の男性に変わっていた。
そう、だから、とても救われた。
もし、プリンセスとおとぎの国へ戻ってしまったと
したら、それは、やはり人間は醜いんだ、と
暗い気分になり、終わってしまったと思う。
その意味でも、ラストシーンは、最高の結末だった。
ディズニーっぽい風刺の効いた
ラストシーンも見もの。あれも、
現代社会へのある意味、警鐘でしょうね(苦笑)
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