「楽しくなるくらいの緊迫感。。。」ノーカントリー 旅人さんの映画レビュー(感想・評価)
楽しくなるくらいの緊迫感。。。
コーエンによって作り出されつじりじりとした緊迫感は、どんな映画よりも恐怖に満ち、どんな映画よりも心地よい。
ハビエル・バルデムが演じる『シガー』は、怖いくらいに無感情で、怖いくらいにゾクゾクさせられる。
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一人は逃げ、一人は追う。
無関係な人々が無情に死に、じりじりと歩みくる影に怯える。
期待どおりの恐怖と想像もつかなかった緊迫感があった。
ここに描き出される恐怖は、完ぺきである。
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