劇場公開日 2008年3月15日

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「メイド喫茶で萌えていた方が幸せですね」ノーカントリー フリーダさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0メイド喫茶で萌えていた方が幸せですね

2008年3月19日

この映画はとにかくシガー(ハビエル・バルデム)の不気味さが秀逸です。
てっきり彼が主演だと思っていたのですが、助演だったのですねw( ̄▽ ̄;)w
主演は保安官のベル(トミー・リー・ジョーンズ)、、、、う〜ん、そうだったのかぁ、、、まぁ確かに最初と最後の語りは、彼だったけど、、、
手錠を使って保安官の首を絞めるバナナマンの日村、、、じゃなかったシガーの「フンフン」っていう顔が気持ち悪いです。
無表情で酸素ボンベを使って脳天一撃、ドアの鍵も一発で撃ち破る。
ドラッグストアーのオヤジに対してのジョークの不気味さ、、、声も気持ち悪いです。
もうとにかく不気味で恐ろしいです。
アメリカに居る時に、こんな奴に出会わなくて良かったぁ(´・ω・`)
全編に渡って、音楽が一切ありません。
不気味さを出す音は風の音くらいで、ひたすら演出による恐怖感は、とても恐ろしく見事です。
でも何だか最後は、良く解らない、、、
年寄りには住みにくい国になってしまった、、、って言われてもねぇ、、、
最後に保安官のベル(トミー・リー・ジョーンズ)の語りで「今の時代の犯罪は理解できない…」とありましたが、私は「この映画が理解出来ない、、、」って感じでしょうか、、、(≧◯≦)ゞ
そんな危険なアメリカに嫌気がさしてトミー・リー・ジョーンズは、日本に来て演歌が好きになり、メイド喫茶で萌えているのでしょうか、、、、w( ̄▽ ̄;)w

フリーダ