劇場公開日 2007年12月1日

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「イメージ通りの役を映像美で味わっただけでした」ベオウルフ 呪われし勇者 はむちん2さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5イメージ通りの役を映像美で味わっただけでした

2023年6月11日
PCから投稿

評価があまり良くないので観ようか迷ったのですが、ロバート・ゼメキス監督そして友情出演か、(全然姿が違うけど)クリスピン・グローバーが出てるとなりゃ「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ファンは手を出してしまう...というわけで鑑賞しました。

主人公は国王となったが、A.ジョリーと恋をしていた過去を闘って思い出すのであった。(多分)

映像はよくできてると思いますが、前半は暗闇の場面が多いため観てて疲れる、というか眠くなると思います。私は休み休み観ました。
 悪役のクリスピン・グローバーは強いけど、声とか会話を情けない感じにする辺りが彼らしい役でしたが、素顔がわからなかったのは残念。その母親役のアンジェリーナ・ジョリーは、顔以外は合成割合が高いと思うので白けてしまう人もいるでしょう。まぁ人気者ってことで話題作りの意味でも効果があったかと思う。女優陣は全て美しいです。そして、J.マルコヴィッチは、いつもの嫌らしい役...合ってます。A.ホプキンスはバレを恐れてか衝撃のダイブ!
 それぞれ過去作のイメージに合った役をしていますが話しがつまらなかった。
 お騒がせ人間は全て滅びる...何かサスペンス映画でもありそうな人間関係を、一大ファンタジーアクションに置き換えたと捉えることもできる。

 私にとっては映像を楽しむだけだったなぁ。心情的に引き付けられるアクションではなく、単に野獣と闘ってるだけに見えちゃった。「アバター」のように3Dメガネとか装着しなくても醍醐味を味わえるのは良い点だと思う。

 ラスト見届けたイイ人、王になれるぞ!(多分)

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はむちん2