モーテルのレビュー・感想・評価
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本当につまらなかった
なんとなく概要だけで「殺人モーテルに泊まってしまった夫婦が残酷な方法で殺害される」みたいなスプラッタを期待して観てしまったため、このような評価。
実際はただ何か得体の知れぬ者がどっかにいてそれから逃げよう!みたいな地味な攻防をひたすら続けそのまま終わったなという感想。スプラッタを期待して観るとひどくガッカリする。
かといって内容も攻防がすっごく面白い!という訳でもなければ夫婦の絆が尊い!と言う訳でもなく本当に地味に終わっていく。と思えばラストあっさり敵は妻にやられる。そして敵の魅力が皆無。恐ろしさもなければ面白みもない。
ネタにできない感じの本当につまらないという感想でした。
80s量産系スラッシャー映画
必殺!ヴァンパイアのベッキンセールによる噛み付き吸血攻撃
『ホステル2』の次は『モーテル』を鑑賞。山道に迷い込んで、寂れたモーテルに泊まらざるを得ない状況となった夫婦が快楽殺人を繰り返す異常者たちに遭遇してしまう・・・。あらすじを読んだだけでも、またこの手のホラー・サスペンス映画かとうんざりしがちなのですが、被害に遭う主人公は珍しく夫婦。一人息子を事故で亡くし、そのために妻は坑うつ剤を手放せなくなり、夫婦仲も険悪になってしまっているという、かなり大人な設定なのです。
そして快楽殺人を繰り返す異常者たちはスナッフ・ムービーを作り、暇なときに鑑賞したり、モーテルの4号室には次の獲物のためにそのビデオを見せるという変態なのです。『トワイライトゾーン』のようなオープニングから『リング』のような展開になるのかと思えば、やはり基本はヒッチコックの『サイコ』なのでしょうか。単純になりがちなプロットであっても、恐怖におののく演技や絶妙なカメラワークと編集テクニックによって、ニムロッド・アーントルという人はとても新人監督とは思えないくらいの映画に仕上げていました。
地下トンネルを発見し逃げ道を探すシーンでは『ディスタービア』も思い出させますが、なぜだかRPGのダンジョンを想像してしまいました。普段は方向音痴であっても、ここぞという時に真価を発揮するマッピング能力。デビッド・フォックス(ルーク・ウィルソン)にはそんな潜在能力があったような気がしました。もちろん彼の愛する妻エイミー(ケイト・ベッキンセール)にも火事場の馬鹿力を感じられたし、緊迫した中であっても愛を感じられる映画でした。
終盤の展開にはもうちょっと捻りがほしいところだったでしょうか。あくまでも被害者の恐怖を撮り続けるのが趣味ならば、警官を簡単に登場させたのは失敗だったかもしれないし、トンネルについて熟知しているはずの犯人が迷っていたようだし・・・。被害者が多すぎたため気を抜いてしまったのかもしれませんね。そして、ラスト・・・あそこでデイビーを生き返らせるのには愕然と・・・隣の客が大笑いしてた。
【2007年11月映画館にて】
おうち-238
ラララスト。
夫がAと言えば、妻はBという。
息子の不慮の事故死で仲違い、離婚を考えている夫婦が道に迷い、車の調子も悪くなってたまたま寄ったガスステーションの亭主が一言。
「ファンベルトが壊れてるよ。」
やめてーー!!『蝋人形の館』でファンベルトが壊れる=恐怖、と染み付いてしまっているので、この時点で悪寒😱😱
亭主に応急措置をしてもらうものの、結局車は動かなくなり、ガスステーションの隣のオンボロモーテルへ。私が怪しいですと言わんばかりのオーナーに勧められるがまま、宿泊。
その部屋で見たビデオが、その部屋で撮られた殺人ビデオだった。そして悪夢へ。
はいビビリなので怖がらしてもらいました。
ケイト姉さんがいいところでうるさいし(笑)
いやそれがホラーの醍醐味だってわかってるんですけど、ビビリはいちいち怒ってないとやってけないんです。
犯人のサイコな感じと、声の高さと早口がいい。
そんな感じで、途中までは良かったんですけどねー。
ラストですよ。思わずラララストって言ってしまいました。
見終わってみると、もっと苦しめれたんじゃない?とか一瞬思ってしまったのは内緒。十分ですおなかいっぱいです。
B級ホラーだが面白さはA級!
通報して呼んだ警官が戻らないで一晩あけたのがかなり変。時間経ち過ぎ...
通報して呼んだ警官が戻らないで一晩あけたのがかなり変。時間経ち過ぎ。ビデオテープ見つけるまでの前半のイライラ感だけが突出している。変なとこ沢山ある。
後半は思っていた以上にフツー。エンドロール後に何かありそうなプッツリ途切れるラスト、もちろん何もない。
コンパクトな良質恐怖作品
もうちょい、もうちょい。
車のエンストが原因で、小さな街のさびれたモーテルで一晩を過ごさねばならなくなった夫婦。
(しかも子供を亡くしてから関係が悪化して離婚寸前)
部屋に置かれていたビデオテープを再生してみると、
それはこの部屋で起きた殺人の映像がおさめられたスナッフ・フィルムだった…というパニック・ホラー。
うーん。題材は凄く良い。幾らでも恐怖を煽れそう。
でも、この映画だと犯人グループはちょびっと単純でオツムの足りない感じ。
ラスボス?はてんで雑魚。体型的にも雑魚!
ちょいちょい「うーん、足りないなぁ」って思いながら観ちゃいました。
長ったらしく感じる事がなく、中盤から一気に駆け抜けてくれるところは良かった。
ルーク・ウィルソンとケイト・ベッキンセールの意外な組み合わせが個人的にはツボw
寂れたモーテルを舞台に、 自分たちが殺人ビデオの被写体だと知っ...
設定は好き!
覚悟のB級
オープニングから凝っていて
「やる気」はかなり伝わってきます。
内容も「ありがち」なのは間違いないですが
展開も裏切らない「ありがち」さ。
来るぞ、来るぞってところでは必ず来ます
ただ全体的に中途半端にリアルなのが惜しいんですよね。
客の入らない恐怖の安モーテルの裏側をリアルに、
ってところだろうけど、その割りに必要なところには
しっかりライトが届いて、観やすい。
そのせいでなんとなく興ざめ。
最後も旦那は死なないし、
殺人鬼は何度も蘇らない(笑)
覚悟してB級映画に出演したんでしょうね、
ケイト・ベッキンセールは。
B級なので、評価はあくまでも、Bで。
B級ホラーとしてはなかなか
結構ハラハラドキドキの85分でした。
このモーテル、最初から妻が乗り気でないのが痛いほどわかるぐらい汚い。水道からは茶色い水。ベッドも薄汚れています。そして突然部屋の電話がなるも、無言。外から、隣の部屋から、「ドンドン」とうるさくドアを叩かれるけれどもドアを開けると誰もいない。モーテルの支配人に聞くも、客は他には誰もいないと言う。
もうこの時点でこのモーテル、かなりあやしいです。ホラーだと思って観ているからこっちも余計に怖い。
そして会話もほとんどなく、話せば言い合いになってしまう二人。旦那は部屋にあったビデオを何かの映画化と思って再生する。最初は汚い映像の殺人シーンを観ていたが、すぐにその部屋が自分達が泊まっている部屋と同じだということに気づき、逃げ出さなければ彼らのように自分達も殺されてしまうことを知る。
旦那の方は、何度もビデオを観て、何かヒントになることはないかと探る。妻はひたすら怯える。そんな怯える妻を励ます旦那。心が離れていた二人は、この危機をなんとか乗り越えようと、再び心が一つにして脱出をはかります。
携帯電話も繋がらない人里離れたモーテルで殺人鬼からひたすら逃げる夫婦。ともかくビデオを観た後は、二人は逃げまくりです。観ているこっちは怖いというよりもドキドキ。心臓によくないです。かなり緊張感のある展開で85分、釘付けになって観てしまいました。
映像はほぼモーテルのみ、登場人物も極端に少ないですが、B級ホラーとしてはなかなかの出来ではないかと思います。ちなみに原題はVacancy。
夫婦の絆を取り戻せる恐怖体験!!
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