ブレードランナー ファイナル・カットのレビュー・感想・評価
全26件中、21~26件目を表示
1982年ベストムービー!⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️✨
SF映画の古典。
公開当時以来、映画館で久しぶりに観たが、思ってた以上に映像や音響が悪いのにびっくりした…(元フィルムの劣化を感じた)。2017.10.13記。
追記。
2年前レストア版のファイナル・カットを観たが、今回はIMAXにて鑑賞。
大きなスクリーンになると映像の劣化がもっと目立つのかと思ったけど、あまり気にならなかった…音の方は、さすがに迫力があった。あの変な日本語も今まで以上に、というか、こんな事言ってたっけと、新たな発見も…気付いていなかっただけか?(笑)
ラストの雨のシーンは名場面…このシーンを観るだけでも、IMAXに行く価値があるかも知れない…(笑)2019.09.06記。
古い映画だから、今見ても面白くないと言われたけど
古い映画だから、今見ても面白くないかもと言われたけど、最新の映画と遜色ない面白さでした。レプリカントの涙、デッカードの優しさ、死ぬ時間が来る事、全て心に沁みました。うぃーんという、特徴的な音楽も面白かったです。また、35年前のひとが想像した未来としての映像も面白いです。携帯も無いし、車が空を飛んだりと荒唐無稽なところもあるけど、激しい貧富の差、派手なネオン、奇妙なビルなどなど、近いところもたくさんあった。昔の人が予想も出来なかった未来に今いると考えるのは面白いです。
今、初めて観るとそんなにいい映画か?と思う。 荒廃した近未来。 人...
今、初めて観るとそんなにいい映画か?と思う。
荒廃した近未来。
人工的に作り出されたレプリカントに自我が目覚め、置かれた境遇に疑問を持ち、人が設定した環境から逃れようとする。
秩序を逸脱したレプリカントを排除する為の仕事人がブレードランナー。
レプリカントとブレードランナーの追いかけっこが流れ。
レプリカントは人よりも知能、体力とも勝れることで、人にはできない仕事を請け負わされている。
勝れる部分が在るが故に寿命は短い。
レプリカントは人よりも早く死ぬということに恐怖と不満を感じているが、タイレル博士の言うように人にはできない経験をしている。
それが消えてしまうということに恐怖を感じている。
人にはできない経験に重きを置くか、人並みの寿命になるか?
ということだろうと思うが、常に陰鬱とした画面には辟易した。
デッカード(ハリソン・フォード)はレプリカンとの死闘の末自宅に戻り...
デッカード(ハリソン・フォード)はレプリカンとの死闘の末自宅に戻りレイチェルと逃げ出す。全体的に暗いのはCG技術が十分でなかったためか。
完璧というほかない総合芸術
内容は92年の「最終版」とほとんど変わらないが、細かい映像処理や数カットの挿入を施して完璧な形になった。特に注目してもらいたいのは、ロイ・バッティ(ルトガー・ハウアー)が果てた後に、鳩が空に飛び立つワンカット。あそこは「最終版」でも空が晴れていたために違和感があったが、ファイナルカットで完全に払拭された。
監督のリドリー・スコットが目指した「21世紀のフィルム・ノワール」に古典ホラーの「フランケンシュタイン」を絡ませて、「人はどこから来て、どこに行くのか」「魂とはどこに宿るのか」という哲学的な疑問を浮かび上がらせる脚本は見事。一流の美術、音楽、撮影、演技が無駄なく作品のなかに溶け込んでおり、「映画は総合芸術」ということを思い起こさせてくれる。それにしてもハリソン・フォードは「逃げる」姿がよく似合う。
サイバーパンクの金字塔がやっと完成!
本作オリジナルやディレクターズ・カットを観た人やSF映画が好きなら必ず観て欲しい作品。これを観ないと監督の全ての映像イメージが伝達されない。それほど鮮明に映像が公開当時以上に復刻されている。
全26件中、21~26件目を表示