「魅力のない主人公。」ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記 いきいきさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5魅力のない主人公。

2008年6月27日

楽しい

単純

 相変わらず主人公たちに魅力がないのはどうしたものか。
 ヘレン・ミレンやエド・ハリスと、今作は前作以上に脇役が豪華になり、
 更に魅力がなくなってしまい、
 ディズニーらしく誰も怪我するようなこともなく、
 お気楽、お手軽アドベンシャー。

 リンカーン大統領の首謀者たちを記したという日記の切れ端に、
 ベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)の祖先
 トーマス・ゲイツの名が記されていた。
 ベンは一族の名誉を回復するために、日記から暗号を探し出し、
 ヒントからヒントと、世界を飛び回り、
 アビゲイル(ダイアン・クルーガー)やライリー(ジャスティン・バーサ)
 と共に、お宝を探し出すのだ。

 ロンドンやパリ、アメリカの観光名所を飛び周り、
 バッキンガム宮殿や自由の女神、ラシュモア山を訪れるのに、
 どうしてこうも、こじんまりとした印象を受けるのだろう。

 謎解きは前作同様で、こちらが考える要素なんて殆ど与えないし、
 いくらなんでも展開早すぎ、早解き過ぎて、ただただそうですか、
 という感じで、底の浅さは尋常じゃない。

 バッキンガム宮殿や大統領執務室への進入方法も簡単すぎて、
 挙句の果てには大統領を誘拐しちゃって、ありえなさすぎ、
 その荒唐無稽さが面白いのか?

 いつの間にかお宝よりも、エリア51のことなどが書かれているという、
 大統領が引き継いでいる本のことに興味が移ってしまっていた。

 誰も怪我しないことは分かってるからハラハラしないけど、
 唯一の見所はカーチェイスシーンだけか。

いきいき