アローン・イン・ザ・ダークのレビュー・感想・評価
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予告編が好きだったので(笑)
いざ観てみたらまあまあでした(笑) それでも時々観たくなるんですけどね♪ 公開当時、新宿に観に行ったのが懐かしいなあ、最近はコロナ関係なく「電車に乗ってどこかへ」というのが億劫になっちゃいました・・・。
VFXは頑張りました。
超常現象調査員の主人公が、謎の文明の秘密に挑むが、文明の暗闇を復活させようとする一派に妨害され・・・と言うストーリー。
VFXはそれなりに凄いと感じましたが、ストーリーはあって無きがごとく・・・でした。
物凄くつまらないわけではありませんし、不愉快に感じた部分もありません・・・が、楽しめたり興奮出来た部分も殆どありませんでした。
そんな映画です。
731部隊と人体実験
冒頭のテロップにかなり騙された!アメリカに住んでいたとされるアブカニ族が1万年まえにいきなり姿を消したことがわかってきた。1967年に最初の遺物が発見されて以来、政府直属のARCAM(アーカム)713部隊の考古学者ハジェンズが孤児院の子供20人を使って人体実験をしていた。1万年前には光と闇の扉を封印して、鍵である遺物を全世界バラバラに保管していたのだ。
明らかにマッド・サイエンティストのハジェンズと、闇の世界の悪魔の物語だと思っていたのに、オープニングから狂ったようなカルト映画だった。それでもイエローキャブによるカーチェイスや最初の怪人との対決アクションは手に汗握る。この調子で行ってくれ!拾いものだ!と思ったのも束の間、インディ・ジョーンズ風の展開やプレデターのように消えてしまう金属的オオトカゲとの戦闘が中心となってしまう。あれ?おかしいぞ・・・
713部隊という超常現象研究チームを軸に、孤児院が一人(実はクリスチャン・スレーター演ずるエドワード)が脱走したことで人体実験が政府により中止となり、ハジェンズは組織を離れる。やがてエドワードも713部隊に入るのだが、「調べたいことと違う!」と退職するという設定。人体実験で脊髄に虫みたいなものを植え付けられていたり、好きなものを詰め込みたいがためにどんどんストーリーがつまらなくなってくる。
ただ、突如グロいシーンが登場したり、わけのわからない自爆行為があったりと、見どころはあるのですが、そこまで到達するまで退屈。最後は最後で、え、いつの間に?!と驚きの展開があったりで、カルト的な作風そのまんま。ゲームが原作とはいえ、監督には、どのジャンルをやりたいのか決めてから作っていただきたい。
こんな作品あって良いのか
ウーヴェ・ボル。実に不思議な監督だと感じる。有名なゲームソフトをポンコツな実写化をすることに尽力している。散々罵倒されても撮り続ける他、それをネタにする辺りは尊敬しているが、作品は何を観ても全く面白くない。
本作のあの最初から最後まで全くここぞ!というシーンが無く、何の起伏を生むことなくエンドロールとなる感じは何なのか。劇場未公開の作品でも多少の盛り上がりを見せる作品が多いというのに、そこそこ未公開作よりは金のかかっているというのに酷い有り様だと思う。
同じ映像を使い回しにしている辺りも神経を逆立てするような感覚になる。
良い所など皆無に近いが、何故か私は彼の監督作品は全て観賞している。心のどこかで「あのつまらなさが観たい」という気でも起きるのだろうか。こういう人間が金を落とすことであの監督は作品を撮り続ける事ができるのだろうか。
映画として酷い
前々から駄作ばかり撮り続ける監督として有名なウーヴェ・ボル監督作品。気になっていたので今回彼の関連作品をほとんど観賞しました。
まず、本作を最初に観賞したのでここに書き留めています。本作はゲームを原作としていますが、某インターネットサイトのレビューを閲覧してみると、大抵、同じ指摘が書かれていました。 それが、
●原作とかけ離れていて酷くつまらない
…と言うことです。実はこの監督、主に大ヒットゲームを映画化することに尽力しているようです。
しかし、その他の作品でも上記の様なレビューが多数存在しています。
私はそこまでゲーマーではないので、監督が実写化したゲームをプレイしたことはありません。
そのため、原作とどう違うのかが比較出来ませんので、「一つの作品」として評価します。
本作を観ていて、まず純粋に面白いと感じませんでした。銃撃戦をウリにしている様なので、大音量で観賞すれば一時的な迫力を感じますが、その迫力あるシーンでも同じ映像の使い回しが数回用いられ、幻滅。
脚本も単純で観るものを引き込む要素が全くと言っても過言ではないほど無く、全然盛り上がらないです。
どうやら原作はアクションだけでなく、謎解きがメインらしいですが、本作では触れておらず、ただ化け物退治を淡々と描いているだけでした。
なんだか、久しぶりにつまらない映画を見たと思います。
ちなみに、ウーヴェ・ボル監督が自らメガホンをとった作品はどれもポンコツですが、製作総指揮を務めた作品は劇場公開作品、未公開作品問わずそこそこ楽しめると言うことが分かりました。
ま、とりあえず本作は二度と観ないです。
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