the EYE 2のレビュー・感想・評価
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未だ1作目を見てないけど・・・
前作では角膜移植によって見えるようになったが、今回は自殺未遂から・・・生死の狭間を彷徨ったことが起因しているのであろうか、よくわからない。
1ヶ月後、香港に帰ったジョーイ(スー・チー)は妊娠していることが発覚。2度目の中絶は危険だからと徐々に産む決意を固める。
夜道でレイプされそうになったジョーイ。なぜか無意識のうちに相手を噛んで重症を負わせたらしいのだ。「感染症は?」「B型肝炎」・・・そうなんだ。
自殺した人間がいると幽霊がいっぱい集まってくるらしいことや、輪廻転生の謎。どこかの幽霊がジョーイの赤ちゃんに転生する恐怖。そして駅で見た女の幽霊を調べていくと、サムの妻が自殺していたことが判明・・・こうなったらどうしてもお前に赤ちゃんを触らせるわけにはいかない!と、屋上から飛び降りるジョーイ・・・死なない・・・もう一回飛び降りてやる・・・そこまで転生を阻止したいか!
スーチーが妊婦姿でビルの屋上に立つ光景が不気味で忘れられないかも・・・
【2008年視聴】
ホラー映画というよりも・・
これはホラーという形を借りて描いた秘められた過去のような内容でした。
問題は妊娠したのが誰の子供なのか・・・というところです。
大概結合可能な体質の人は決まっていて、それはDNAを調べれば判ることでしょう。
でも結合可能な体質の人に出会うのは難しく、結婚した相手や恋人だった相手では妊娠できない女性は多かったわけです。
そこで結合できないことを隠すために相手の男性が、自分の確保した女性と結合できる男性の精液を手に入れて、密かに挿入して妊娠させていたという事実はほとんど表に出てきていません。
それは日常茶飯事に行われていたので、誰が誰の子なのか誰も知らないのです。
そして、エレベーターでの出産シーンにあるように、産まれそうな子供を生かさないような処置がわざと取られていたという恐ろしい場面もありましたね。
その危険を回避して産まれてきた子供は、とても運の良い子供なのです。
この映画は、不審と不安の中で生きてきた人が、必死で生きていく中で、そのことに気づいて探し求めて、ついに真相を知っていく過程が随所に残されています。
あなたもその暗号を解いてみませんか。
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