マクダル パイナップルパン王子
劇場公開日:2006年3月11日
解説
可愛い子ぶたのマクダルが活躍する香港で国民的人気のTVアニメ『春田花花幼稚園 ~マクダルとマクマグ~』の劇場版アニメーション。アニメーションで初めて香港三大映画賞のひとつ、香港電影評論学会大賞でグランプリを受賞した。
2004年製作/78分/香港
原題または英題:麥兜 菠蘿油王子
配給:マジックアワー
劇場公開日:2006年3月11日
ストーリー
マクダルの住む街では、明るい未来のための都市再開発が進み、古い建物がどんどん壊され、マクダルの通う春田花花幼稚園も取り壊しの対象になっていた。幼稚園の近所に住むマクダルの母親でシングルマザーのミセス・マクは、息子や自分の将来の安全確保のため、保険や金、米やちり紙を買いだめしている。しかし、ミセス・マクは息子の“貧乏ゆすり”に頭を悩めていた。マクダルの貧乏ゆすり改善に努める彼女は、今はいない夫マクビン、またの名を“パイナップルパン王子”の物語をマクダルに話し始める…。幼いパイナップルパン王子は、ある日偶然、宮殿から飛び出して旅に出る。彼は何のとりえも無い王子だった。旅の途中、迷子になった王子は、そのまま平凡かつ謙虚な男性として成長する。大人になった王子はコックとなり、若き日のミセス・マク=玉蓮と恋をする。幸せな結婚をしたはずのマクビンだったが、ある日、過去の自分に戻る事を決意し、ミセス・マクに手紙と一冊のノートを残して姿をくらましてしまう。そんな父親の話を聞いたマクダルの胸に、ある思いが湧き上がってくる。