RIZE ライズのレビュー・感想・評価
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セクシーな腰の動きに加え、体全体を激しく振り動かすクランプ・ダンス。日本人がこれを真似すると江頭2:50になってしまう・・・
オープニングには「この映画は早回しを使っていません」とテロップに書かれていた。スローモーションじゃないと動きがわからないほど激しいダンスは、ロス騒動の本拠地となったサウス・セントラル地区に住むトミー・ザ・クラウンが始めたクランプ・ダンス。麻薬、暴行、殺人などの犯罪も日常茶飯事のように起こる地域でしたが、ピエロ・メイクした彼の踊りに共感する若者が急増し、非行に走る少年・少女を救っているほどなのです。 自らも“ゲットー”と呼ぶほどの町は、華やかなイメージのあるロスとはかけ離れているような地域。似てるといえば、デトロイトが舞台の映画『8mile』も黒人たちのメッセージが伝わってきましたが、ラップとダンスの違いのほか、この『ライズ』はドキュメンタリーであり、暴力を完全に否定する内容には平和への熱き思いも伝わってきました。 メインとなるのはダンスの発案者であるトミー率いるクラウンズと、そこから独立したクランパーズとのダンス・バトル!ダンス甲子園なんて到底及ばないほど、熱き闘いが繰り広げられます。未就学児の対決、女性同士の対決、ビッグボーイ同士の対決など、ついつい審査員の立場になって見入ってしまいました。男目線で見ると、クランパーズのミス・プリッシーが良かった・・・ 元々ヒップホップは好きではないので、それほどのめり込めたわけではないのですが、序盤に聴くことのできる「アストリアス」(作曲:アルベニス)をアレンジした曲が印象に残りました。このギター曲も指を痙攣させるくらいに激しく動かす曲なので、クランプ・ダンスと雰囲気が似てるかもしれません(似てないってば・・・)。 【2006年4月映画館にて】
ものすごいエネルギー
ドラッグがなくたって、ダンスがあれば生きていける。 ギャングに入らなくたって、クラウンのチームがある。 LAの貧困層を生きる若者のドキュメンタリー。 踊ることで自分の存在を表現し、認め合い、繋がってる人たち。 4、5歳くらいの子から、信じられないくらい踊る。 すごく、すごく、エネルギーの詰まった、熱い映画です。
家がでかい
ギャングが徘徊して 死ぬか・刑務所か という街の住人たちは決して裕福とは思えない 日本の家は今や15坪が平均 その家に3000万円前後の金を借りて 一生かかって返済・・ 豊かさを考える映画
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