劇場公開日 1964年10月10日

何という行き方!のレビュー・感想・評価

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3.5何という行き方!

2026年1月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

この映画、脚本があのベティ・カムデン&アドルフ・グリーンなんで、ほとんど全編が「雨に唄えば」のあのリズム、あのノリに彩られてるんですねえ。編集のリズム、シーンの切り換えとかが妙に似ている。ジーン・ケリーが出てくるシーンなんか「雨に唄えば」と全く同じシーンもあるんですねえ!もちろん振り付けもケリーだし、衣装がイーディス・ヘッドだったりして、1964年の20世紀フォックス作品とは思えない、いわゆるフォックスのスタッフの中に、MGMミュージカルのスタッフ(作詞:ベティ・カムデン&アドルフ・グリーン、作曲:ジュール・スタイン、音楽:ネルソン・リドル、ヘアースタイル:シドニー・ギラロフ)が混じってるんです。しかも撮影はレオン・シャムロイなんで最高です。それでシャーリー・マクレーンの相手役が、ディーン・マーチン、ボブ(ロバート)・カミングス、ディック・ヴァン・ダイク、ジーン・ケリーまでは理解出来るんですけど・・・
ここまでは、MGM組とパラマウント組+当時人気のミュージカルコメディのスターって感じなんですが、これにトンプソン組のロバート・ミッチャムが加わり、ポール・ニューマンまで出てるのが実に不思議で可笑しいんです!(ペックさんなんか出ててもよかったなあ・・・)
しかもミッチャムがお馬鹿な演技をしてて良いんですよ!とても「恐怖の岬」の監督主演コンビの映画とは思えない。しかしこれこそがプロの成せる技!理屈抜きに楽しめますなあ、安心して。強持て硬派の印象が強いJ・リー・トンプソンが、実は軽~いノリのコメディも楽々とこなせる才能豊かな監督であることを証明した佳作です。

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ナオイリ