アルプスの少女ハイジ(1967)

劇場公開日:

解説

ヨハンナ・スピリの小説を、ミカエル・ハラーが脚色、ヴェルナー・ヤコブスが監督した。撮影はリヒャルト・アングスト、音楽はフランツ・グローテとハンス・リヒターが担当した。出演は、多数の候補の中から選ばれたエバ・マリア・ジングハンマー、ゲルトラウト・ミッテルマイヤー、マーゴット・トルーゲルなど。製作は、カール・シュウェッターとリヒャルト・ドイッチがあたっている。。

1967年製作/ドイツ
原題または英題:Heidi
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1968年8月23日

ストーリー

美しい南アルプスの山々にかこまれた小さな村で、頑固で人づきあいの嫌いな老人のアルル(G・ミッテルマイヤー)と、孫のハイジ(E・M・ジングハンマー)は、のどかな生活を送っていた。ハイジは、お爺さんの育児方法にしたがって、学校や教会へも行かず、親友の山羊飼いのペーターと、山の牧場で楽しい日々をすごしていた。そんなある日、ハイジの叔母で、フランクフルトの大金持ゼーセマン家の家政婦をしているデーテがゼーセマン家の足の悪い一人娘の勉強相手に、ハイジを欲しいと訪ねてきた。お爺さんはむろん大反対だったが、デーテはお爺さんの留守に、ハイジを連れ出した。フランクフルトのゼーセマン邸についたハイジは、車椅子に座ったきりのクララ(M・トルーガー)に紹介された。母親がなく、父も仕事の都合で留守がちで、淋しがっていたクララは、ハイジが来たことを心から喜んだ。こうしてハイジとクララは一緒に勉強したり、遊んだりの毎日がはじまった。が自然の中で育ったハイジは、山や木のない生活は悲しかった。そうして何日かたった。街のはずれにある馬小屋で一頭の仔馬が生まれ、二人はそれをみに出かけた。ハイジは久しぶりに友だちに会ったような気になり、馬舎に入っていった。表にいたクララは、仔馬みたさに背のびしたが窓が高く、みることができなかった。クララは窓の手すりにしがみつくと、車椅子から立った。今まで座ったきりだったクララが立った!その日からハイジはクララを助け、歩かせることに夢中になった。そしてついにクララは、自分の足であるけるようになった。それからしばらくして、ハイジは突然、発熱した。診察を終えた医者は、ハイジには山をみせるのが一番の薬と言い切った。こうしてハイジは、ゼーセマン家の人々の感謝の言葉を背に、お爺さんの好きなパイプを土産に、アルプスに帰った。アルプスもペーターも、そして、お爺さんも、昔のままの暖かさでハイジをまっていたのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0ちょっと近代化したハイジ。

2015年2月14日
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楽しい

幸せ

中々良かった。1967年映画なんだけど日本の映画もそうなんだけど昔の映画ってやたらセリフが早く淡々と事が進むので感情が着いていけず(笑)ちなみに日本のアニメのハイジではクララの町はクラシックカーなんだけどこの映画ではバンバン、ワーゲンやら仕舞いにはジャンボ機まで登場します(笑)原作よりかなりの現代風です。けど山や川の風景はかなり良かったです。子供と観るには良いかもです。

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