ネオ・ファンタジア

劇場公開日:

解説

6曲のクラシック音楽のエピソードをアニメーションとライブのくり返しで描く。製作・監督はブルーノ・ボゼット、脚本はブルーノ・ボゼット、グイド・マヌリとマウリツィオ・ニケッティ、アニメーションはギゼップ・ラガナ、ウォルター・キャバゼッティ、ジョバンニ・フェラーリ、ジャンカルロ・セレダ、ジョルジョ・バレンティニ、グイド・マヌリ、パオロ・アルビコッコとジョルジョ・フォーランニ、実写撮影はマリオ・マシーニ、編集・録音はジャンカルロ・ロッシ、特殊撮影はルチアーノ・マルゼッティが各々担当。出演はマウリツィオ・ニケッティ、ネストール・ガレイ、マウリツィオ・ミケリ、マリア・ルイザ・ジョバンニーニなど。

1976年製作/85分/イタリア
原題または英題:Allegro non Troppo
配給:アート・フォーラム
劇場公開日:1980年1月2日

ストーリー

<ドビッシー/「牧神の午後前奏曲」>1人の老いた牧神、彼は若さをとりもどすために美顔術や変装をして若い娘を迫いかけるが、所詮、老いを隠すことはできない。“老い”との格闘を描く。 <ドボルザーク/「スラブ舞曲」>石器時代を舞台に、人まね群集心埋を皮肉ったコント。 <ラべル/「ボレロ」>はるか地平線の彼方から飛んできたコーラビンが、大きな音をたてて土にのめりこみ、中からアブクがわきだす。そして分裂と変身をくり返していつしか恐竜たちの大行進となる。 <第4話>シべリウス/「悲しみのワルツ」荒れはてたビルに住む野良猫が、昔、そこで暮らしていた飼主の一家を回想する哀話。 <ビバルディ/「協奏曲ハ長調」>田園のミツバチの昼の食卓が、都会からやってきたアべックにぶちこわされる。 <ストラビンスキー/「火の鳥」>蛇がリンゴを食べてしまい、人間がつくりあげた社会--暴力、虚偽、セックス、労働の責め苦にあう。

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