五線譜のラブレター DE-LOVELYのレビュー・感想・評価
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ティン・パン・アレー♥
変な狂言回しはいらないでしょ。純粋にミュージカルやれば良いのにと思った。
好きな曲は『ベニー・グッドマン』の『ビギン・ザ・ビギン』 か『ヘレン・メリル』の
『ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ』何だけど、最初に聞いた曲は
『ソー・イン・ラヴ』が最初だと思う。ただし、コール・ポーターって意識は全く無かった。後から知ることになる。映画鑑賞の影響で『日曜洋画劇場』の最後に流れる曲。僕はガキの頃、映画鑑賞後に流れるこの曲の虜になった。直ぐにオジキに聞くと別のコール・ポーターを聞かせてくれた。その中に『ビギン・ザ・ビギン』が入っていた。それまで、ベニー・グッドマンの曲だと思っていたくらい。
ティン・パン・アレー♥つまり、アメリカ白人大衆文化の開花期だと思う。その後、1930年の恐慌までその勢いは続く。
この映画はコール・ポーターの私生活。ゆえに全く興味は無い。
追記
シェリル・クロウが歌う
「ビギン・ザ・ビギン」は新しい編曲だと思う。すげ~良い。
『キャノンボール・アダレイ』の『ソー・イン・ラヴ』も良いですね。
あっ!アマゾ◯プライ◯で聞きました。
つくづく、音楽だけやりゃいいのにね。
コール・ポーターが64年に亡くなり、ウォールト・ディズニーが65年に亡くなる。新しいアメリカが訪れるが、短調なのか長調なのか。それも、60年も前の話。言わずもがなァ。
原題 De-Lovely
製作年 2004年
製作国 アメリカ・イギリス合作
劇場公開日 2004年12月11日
上映時間 126分
ミュージカル仕立てで音楽満載
ケヴィンクライン扮するコールポーターは、ピアノで自作曲を演奏しながらアシュレイジャッド扮するリンダを思い出していた。コールはパーティーでピアノを弾いていた時、離婚したリンダと初めて会ったのだった。
一部ミュージカル仕立てで過去を振り返るスタイルだったね。ピアノが弾けてダンスが踊れれば女性を射止めるのにバッチリだね。でもリンダがゲイまで受け入れるとはね。こちらは勘弁して欲しいよな。
題名通り音楽満載で良かったね。アシュレイジャッドはなかなか魅力的なリンダだったな。
そういう愛もありか
コール・ポータ-の音楽に馴染みがあり、観てみました。彼の奥さんは彼の才能に惚れ込んだのでしょうね。それゆえに彼の才能を伸ばしたい、
サポートしたいと思ったんでしょう。
そういう愛の形もありかな。奥さん役のアシュレイ・ジャッド綺麗で素敵でした。
映画の終わり方もいい感じでした。
ナタリー・コール、エルヴィス・コステロ、シェリル・クロウ、ダイアナ・クラール、アラニス・モリセット、ロビー・ウィリアムズと豪華なゲスト陣。
男へと女への愛情は別のもの。ベネチアへと新婚生活の拠点を移し、スランプもあるが夫婦二人三脚で乗り切り、夫のゲイ癖も許容して彼の成功だけを願うリンダ。なかなか勝気で、誇りが高い。関係が崩れそうになったときには「ナイト・アンド・デイ」。オープニングから始まった「エニシング・ゴーズ」ですでにハートを掴まれていたので、音楽にはのめり込めました。
元々は裕福な家庭に育ったコール・ポーター。夫婦仲も純粋であるように見えて、金で割り切れることができるようになったのかもしれない。裕福すぎて見えなくなった愛。夫婦の葛藤の最中にコールが落馬して足が不自由になる・・・ピアノのペダルが踏めない!
20回以上手術をして、ペダルを踏めるようになったのは数年後。その間の作品は酷評されるもののハリウッドに呼ばれたコール。夜も昼もが大ヒット。
リンダが病死したことを契機に、コールは右足を切断する。これもリンダへの思いやり。かなり痛い話だけど、その後のピアノの弾き語りによって、愛の深さが伝わってくる。
音楽が好きなので満点評価になるかと思ったけど、作り方がそれほどでもなかったような気がした。舞台を指導して回想を繋げる手法はそれほど珍しくないけど、もっと順撮りのほうが感情移入できそうな・・・
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