劇場公開日 2004年4月3日

「隣の席の女性がもぞもぞしていて気になった・・・」イン・ザ・カット kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0隣の席の女性がもぞもぞしていて気になった・・・

2019年2月2日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

 女性の視点からの官能サスペンスというフレコミであったが、男性ファンに対しても媚びるほどのエロチックな映像で押しまくられました。注目はやはりメグ・ライアンの大胆な演技、しかも今までのハリウッド映画には考えられないくらいのシーン連発だ!

 主役のメグ・ライアンの細かい設定も異様で面白い。地下鉄の広告の気に入った言葉をメモっておく性格。性に対する好奇心など・・・最初から刑事が犯人ではないかと疑ってるのにもかかわらずその男に惹かれていく様子には興味をひかれる。

 しかし、本線が猟奇殺人のサスペンスであるのに、前半は「本当に殺人事件が起こったの?」と疑うくらいに緊張感がない。これは、単調な描写が最後まで続くのではないかと観客を睡魔に誘うのだ。そして、気持ちよく楽しむ映画にするには時間をもう少し短くするべきであろう。。。

見所は、台詞"to be,or not to be"。これが一番印象に残るなんて・・・何故?

kossy