ぼくは怖くないのレビュー・感想・評価
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誰か教えてください
他の方々のレビューにもあるように、
これは怖いです。
単純に、穴の中の子どもも最初はゾンビ?!て
ビクッとしてしまいましたし。
信じていたものたちが
がらがらと崩れていくわけですから、
この子は将来グレないかなあと心配になってしまうわ。
これほどの秘密を、自分の子ども時代に
抱えていることなど
できなかったと思う。
少年は周りにも自分にも負けない。
だからこそ、失わずに手に入れたものがある。
私はこのエンディング好きです。
自分自身におきかえるとどれだけ怖いか。
私はきっと何もできない。
自分が大事だから。
そしてずうっと後悔とか疑惑を抱き続けて、
振り返ってばかりで
一生を終えるかもしれない。
勇気を出した者だけが自分の人生を手に入れるのだ。
ところで、作中で「悪いことだと思うかもしれないが
事情があるんだ」という、
その事情ってなんなんでしょう?
わからなかった。
どなたか分かる方教えてください。
イタリアにもあった!「だるまさんがころんだ」
たった5軒の家しかない小さな村に黄金色に輝く広大な麦畑。この視覚効果だけでも充分目の保養になった。子供たちが遊ぶ中でも、ミケーレは正義感が強く、小さな村であってもボス的存在の男の子がいて、彼にも立ち向かうほど勇気がある少年。しかし、決して大人になるための前段階としての少年ではなく、あくまでも純粋な心を持った少年なのだ。
穴の中の少年フィリッポ(マッティーア・ディ・ピエッロ)のミステリアスな存在と、心を通わせるために何も怖くないと自分に言い聞かせるミケーロ。彼との間には「守護天使」というキーワードが存在するのだが、結局はフィリッポのための守護天使ではなく、荒んだ心を持った大人たちの守護天使であったと思えてしかたがない。父親の台詞で「決死隊に選ぶ」という伏線もあり、ラストではミケーロがそれを予感していたかのように「パパ!」と声をあげるのも印象的であった。
2度観ましたがかなり良い。
中々日本には無いストーリー。
荒んだ大人、純水な子供。とてもストーリーとイタリアの田舎町がマッチしている。
主人公と誘拐された少年の友情の距離が絶妙でした。マッチのくじ引きも中々コネタで良く考えてる。イタリア映画ってスローな展開でも引き込まれるからやめられない。余談だが洋画の田舎映画を観るとやたら物を大切にしてしまう(笑)この映画も5件ぐらいしかない町で何もかも最小限の物しかないからそれがなぜか幸せを感じてしまう。
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