スペシャリスト(1970)のレビュー・感想・評価
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断末魔のマカロニウェスタン
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断末魔のマカロニウェスタンって所だ。いくらセルジオ・コルブッチって言っても、こりすぎて脚本に矛盾が生じている。それでいて、ただの復讐劇。結局、兄は誰にどう言った理由で惨殺されたのかがはっきりと分からない。
全くひねりが無い。
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ヒーロー西部劇。主役はフランスの歌手らしい。 無能保安官、片腕山賊...
ヒーロー西部劇。主役はフランスの歌手らしい。
無能保安官、片腕山賊、ヒッピー、エロ担当女銀行家、真の悪党は誰だ(笑)
町全員ケツ見せエンディングが衝撃的(笑笑)
巨匠コルブッチが描く壮絶な復讐劇
所謂「マカロニ・ウエスタン」。つまりテーマは「復讐」か「犯罪」。
お話はストレート。銀行の金を横領したとの濡れ衣を着せられ街の住民にリンチされ殺された兄の無罪を晴らす為に戻ってきたハッド(ジョニー・アリディ)の孤独な追跡と彼の行動を阻む保安官(ガストーネ・モスキン)、更にマカロニウエスタンで頻繁に登場するメキシコ系の悪党ディアブロ(マリオ・アドルフ)が絡んでクライマックスは壮絶な銃撃戦へと向う。
その銃撃戦が素晴らしい。
なんだかこの時代にいねーだろーみたいな当時で言えばヒッピーみたいな若者が登場して違和感を感じるが、後半こいつらが思わず悪い意味で活躍する。(詳しく書くとネタバレになるので・・・)
とにかく終止クールなジョニー・アリディがいい。この人フランスの歌手らしいが、自分は知らない。
そう、フランコ・ネロでもなく、アンソニー・ステファンでもなくジョニー・アリディってとこが斬新なんだろうか?
やはり「もう一人のセルジオ」と言われたコルブッチの手腕は凄い!
なんだか安心して観られる一作。
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