リード・マイ・リップスのレビュー・感想・評価
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配役の妙
変わり映えのしない日々を不満に感じながらも、建設会社の社長秘書として真面目に働く難聴のカイラ( エマニュエル・ドゥヴォス )のアシスタントとして、仮釈放中のポール( ヴァンサン・カッセル )が紹介されるが…。
ポールに惹かれていくカイラの危うさ、揺れる感情、ポールの冷徹な目、主演二人の演技に引き込まれた。
BS松竹東急を録画にて鑑賞 (字幕版)
ストーリーは兎も角、カメラワークが悪すぎる。望遠で視野の狭い範囲で...
ストーリーは兎も角、カメラワークが悪すぎる。望遠で視野の狭い範囲でゆらゆらと揺れ、酔ってしまいそう。多分、難聴者の気持ちをデフォルメしていると思うが、難聴者は読唇術を身に着けている位だから、周囲に対する注意は怠らないと思う。こんな目の回る様な状況では、難聴でなくとも、事故を起こす。
さて、
この男のどこに魅力を感じるのか?さすが屁理屈のフランス映画。我慢して見る。あと、一時間。我慢我慢。
人の家に忍び込むのに音をオンにはしないだろう!と言うか、そもそも、難聴者が音を使うわけがない。ストーリーに関係なく、間違った演出。
視野が狭いので、何をやっているか、誰がやっているかが分からない。画面は固定されずにゆらゆら揺れる。
ストーリーに起承転結が無いので、緊張感が全く無い。この女優の演技が『アメリ』以上とは思えないのだが。『PLAN75』に賞を授けるような国の映画は?と思ってしまう。で?一体?何を言いたいのか?それか分からない。主人公が難聴者である意味が理解出来ない。
性悪女
前面的にヴァンサン・カッセルを受け入れたり、読唇術の伏線だとしても何の根拠もなく見張り続けるなど、無理矢理な物語の展開的要素が説得力に欠けてしまう、爺さんの件は予想が付く反面、全くもって不必要に思えたり、女の秘めた性欲が物語にどう絡んでいくか期待しながらも微妙に活かされない。
全作観ている訳ではないがジャック・オーディアールの作品は本作を含めて危うい雰囲気を漂わせながら無難に危機回避、ハッピーエンドがお決まりなパターンでもあるようで、まぁその過程が楽しめる訳ですが。
主役の女優さんはお世辞にも綺麗とは言えないが、徐々にハマってしまう魅力が、グレタ・ガーウィグみたいってか顔が似てる!?
妻が失踪したという初老の男性はどうなったんだ?
難聴のため心を閉ざし孤独な35歳の女性。普段は補聴器を使っているが、全く聴こえない時期に読唇術を覚えた。冒頭の音響効果が難聴の雰囲気を表現しているし、所々で補聴器をはずす場面に音をこもらせる演出が施されている。上手いなぁと感じるものの昼の仕事と夜の仕事の切り替えが頻繁すぎるため疲れてしまいます。
孤独な男女が中々結ばれない。金は要らないというカルラだったが、スリルを求めてポールの言いなりになる。ポールの心理描写がほとんどなされないのが残念だったが、結局は改心しなかったということか・・・
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