サハラに舞う羽根のレビュー・感想・評価
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映像良し、音楽良し、演技良し、脚本・演出ダメダメ
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反戦主義の主人公が出征が決まった途端に除隊して、臆病者の印である羽根を渡されたら、今度はうろたえて戦地に赴く...
なぜ反戦主義なら士官になるのか?(いちおう、父のためというセリフはあるが)
なぜ友情を裏切って除隊したのに、羽根を渡されたら1人で戦地に行くのか?
主人公の行動の理由が描かれないので、観るほうは、なんだこいつ!?何考えてるのか訳わからねぇ〜と思うでしょう。
ところが、原作が1902年のイギリス愛国小説と知ったうえで観ると、ジャイモン・フンスーが主人公を守ろうとするのも、瀕死の主人公がいきなり超人の如く強くなるのも、最後に主人公がヒロインと結ばれるのも、全ての?に納得がいきます。
間違った選択(除隊)を反省し、大英帝国のために勇気ある行動をする男には、色んな幸が訪れるということです(笑)
「ランボー3」みたいな話しなのに、監督が変に戦争の悲惨さを強調し、反戦意識を盛り込んじゃうから、矛盾した映画になっちゃったんです。
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