ライフ・オブ・デビッド・ゲイルのレビュー・感想・評価
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一番衝撃を受けた映画
作品のテーマとしてもかなり重く
見た人全員が結末の解釈に悩ませる。
見た後しばらく放心状態だったのを思い出します。
これほど見る者に訴えかける映画はないんじゃないかな。
映像だからこそよりダイレクトに伝わり
目をそらすことも有無をも言わせない。
観客としての価値、評価する人としての価値、評価の価値。
自分の事を騙せたか否か
( 自分にはオチが予想出来たかか否か )とか、
右翼とか左翼とか、で
映画に点数つけてしまう人に
観客としての価値、或いは
評価する人としての価値は
見出せないと感じた。
映画は満点。
ケヴィン・スペイシーって
意外とマトモなヒトの役が多いのね。
疑ってるのに感情移入してしまう
哀しい人生から逃れられない
(けど、IQ異常に高くて性質が悪い)人、
ばっかり演ってる訳でも無いみたい。
世の中を正しく変えたい。
自分の為ではなく、世の中の為、
悪人から救いたい。
その為には殉教も厭わない。
寧ろ、殉教したい。
あと、音楽の比重が非常に大きい。
イイ感じで刺さる。
どっかで聴いた誰かの曲だったかも。
ケヴィン・スペイシーに
自分の演らせたい役ばかり演らせてたい
というのも、叶っちゃイケナイ夢らしい。
予想外の展開に驚かされるが、それ以上の印象が無かった
予想外の展開に驚かされる映画。だが、登場人物にも共感できないし、驚く以上の印象は受けなかった。
まず、デビッドの「未来の人々を救うために少数の人間を犠牲にする」という行動の理屈は、それにどれだけの効果があるのかと疑問に思うので、共感できないが理解はできる。だがその割には事件が公になってからアルコール中毒になったり、公衆電話に八つ当たりしていたりと、現状を悔やんでいるような場面が出てくる。そこが、言動がちぐはぐな印象で、視聴者のミスリードを狙うだけの展開に見えた。
また、後半からの急展開の鍵となる、記者のピッツィーがビデオの秘密に気づくのに、それまでの行動があまり手がかりとして役立っていない。そのため強引に急展開のシーンを入れたような印象で、それまでのシーンは何だったんだろうと思う。
U-NEXTにある今作の紹介文は「死刑制度の是非や冤罪について問いかける、考えさせられる内容。」とある。だが、個人的には思考のねじ曲がった狂信的な死刑廃止論者の話で、別に考えさせられる内容でも無いと思えた。
ハニトラ
賛否両論の・・
映画としてはよかった。が…
死は喜びだ、ガラス越しから見た犯罪が伝えようとしていたメッセージとは何か?
傑作
状況に応じてコロコロ態度を変えるTVレポーター達
是非、観て下さい。
130分を超える長さを物ともしない、死刑制度という難しいテーマを扱いながらもエンターテイメントとしての側面も失っていない素晴らしい作品でした。
多くの方と同じで方向性は途中でわかりましたが、それはこの作品を硬くなり過ぎないように、視聴者を飽きさせないようにした結果であって、多分最初から謎解きに主眼を置いてないのだと思います。
にも関わらず、最後の最後までスリリングで目の離せない展開は見事でした。
死刑制度には冤罪という危険性も孕んでいますが、死刑囚を一生養う費用はバカにならないでしょうし、死刑に処するだけでは飽きたらない人間の所業とは思えない犯罪行為に走る下衆もいるのもまた事実なんですよね。
なかなか難しい問題ですね(。>д<)
世界記録は22分
死刑制度の是非
一番心奪われた作品
アラン・パーカー監督の実力
いやぁ、見応えのある映画でした。感心につぐ感心であります。この演出力の確かさったらないですね、実際。こういう水準の映画を次々と撮れてしまうところが、職人監督と呼ばれる所以ですかね。
ここまで『ミシシッピ・バーニング』、『ミッドナイト・エクスプレス』、そして本作『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』と観てきたわけですが、印象としては社会派のデビッド・フィンチャーって感じですかね。このストーリーテリングの上手さったらないですよ、ほんと。
このコメントでは内容については触れませんよ。これはもう、観てもらうしかないですよ、実際。まだ未見の方へのお勧めは、もう一切の前情報なしでご覧いただくってことですかね。「ふーん、デビッド・ゲイルって人の生涯が描かれるんだろうなぁ、どんな生涯だろうなぁ」、それぐらいの感じで観ていただくことがお勧めですね。
よーし、今後もアラン・パーカー監督作を観ていくぞぉ!
こうやって思わせてくれる監督って、私にとってなかなか少ないんだぞぉ、ホンと! こうやって思えることは、幸せだぞぉ!
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