永遠のマリア・カラスのレビュー・感想・評価
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60年代の音源が多かったと思われるがとても綺麗に仕上がっていまし...
60年代の音源が多かったと思われるがとても綺麗に仕上がっていました。リアルタイムで聴くことの出来た人が本当にうらやましいです。
ストーリーとしては監督の遊び心が感じられる作品でした。生前のカラスと仲が良かったというテロップからも判断できるのだが、彼女の自由奔放な性格や芸術に対するこだわりが良く伝えられています。ラリーに関する設定は遊び心なのでしょうね。
この映画は、“カルメン”のシーンだけでもいいと思うのですが、どうなんでしょ・・・
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もしこのカルメンがあったならば観てみたい
総合75点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:80点|ビジュアル:85点|音楽:85点 )
マリア・カラスの映画がまさかロックで始まるとは思わなかった。それはさておき、吹き替えで作る歌劇映画の美しい映像と音楽との融合がとても素晴らしくて芸術の香りに浸れる。そして彼女の偉大な才能と同時に、歌手としての頂点を過ぎて晩年は不幸だったといわれる人としての弱さも描かれていて、美しく我儘で脆い彼女の晩年の芸術にかける思いと誇りが綺麗に少し耽美に描かれていた。そのような演出が上手で引き込まれた。ただし歌劇か音楽に興味がないと楽しめないだろうし、オナシスとジャクリーンの名前が突然出てきたりしてマリア・カラスについてある程度の予備知識がないとわかり辛い作品になっているので、観る人を選ぶ作品でもある。それにしてももしこのようなカルメンの映画があるのならば是非それだけは見てみたかった。
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