夏休みのレモネードのレビュー・感想・評価
全2件を表示
悪魔の道を選ぶか神の道を行くかは夏休み中に決まる
オンライン脚本コンテストで選ばれた作品。宗教の意識が弱い日本人には不向きだ。何だろうなぁ。ユダヤ教とカトリックの橋渡しをする少年ピートは、ダニー教という宗教の創始者になったのであろうか。
ダニー少年は白血病である。死んだら天国へという純粋な気持ちで10のテストを行うのだが、観終わってからよ~く考えてみると、ピートはダニーが死んでしまうということを予期していたような気がする。そうでなければ、ピートの深層心理にはキリスト教へ改宗させようという意識があったとしか思えない。純粋な気持ちは理解できるが、やはり心が狭いせいなのであろうか、余計なことを考えてしまいました。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
信じることの大切さ
クリックして本文を読む
12,000本の中から選ばれたプロジェクト・グリーンライト第一回グランプリ受賞作品。
信仰する宗教の違う少年2人(ピートとダニー)が天国へ行く方法を考えて10個の課題を力をあわせてクリアしていく友情ストーリー。
この映画を観て私は「正しいことを行う大切さ」と「何かを信じることの必要さ」をものすごく感じた。
白血病のダニーが課題を全てクリアするもメダルを貰う前に亡くなってしまって純真なピートには残酷すぎる展開だったけれど、それでも神を、天国へ行けたであろうダニーを、信じることで2人で一緒に過ごした日々や課題をクリアしていった体験がピートの人生にとってかけがえのない大切なものになったのだと思う。ピートとダニーだけでなく2人を取り囲む人々(主にピートの家族)の成長する姿も見ていて共感するところが多くて良かった。
全2件を表示