BULLY ブリー

劇場公開日:

解説

ティーンエイジャーたちが一人のいじめっ子を殺害するまでを描いた、実話を元にした青春映画。監督は「アナザー・デイ・イン・パラダイス」のラリー・クラーク。原作はジム・シュッツのノンフィクション「なぜ、いじめっ子は殺されたのか?」。撮影は「ファーサード 狂気の街と殺人者」のスティーヴ・ゲイナー。出演は「ゴースト・ワールド」のブラッド・レンフロ、「イン・ザ・ベッドルーム」のニック・スタール、「完全犯罪クラブ」のマイケル・ピット、「グッバイ・ジョー」のレイチェル・マイナー、「あの頃、ペニー・レインと」のビジョウ・フィリップス、「ストーリーテリング」のレオ・フィッツパトリックほか。

2001年製作/111分/アメリカ
原題または英題:Bully
配給:アミューズピクチャーズ(東芝=アミューズピクチャーズ 提供)
劇場公開日:2003年5月10日

ストーリー

南フロリダ。ボビー(ニック・スタール)と幼なじみのマーティ(ブラッド・レンフロ)は、一見仲良しだが、実はボビーの一方的な権力に支配されていた。二人はアルバイト先のスーパーでスレンダーなアリ(ビショウ・フィリップス)とふっくらしたリサ(レイチェル・マイナー)をデートに誘う。リサはマーティと結ばれ、アリはボビーと関係を持った。だがやがてボビーは、アリやリサにも暴力を振るうようになる。耐えかねたリサが、ボビー殺害計画を発案。アリのヤク中のボーイフレンドであるドニー(マイケル・ピット)やアリの友人ヘザー(ケリ・ガーナー)、リサのいとこのデレク(ダニエル・フランゼーセ)らも巻き込み、計画はどんどん現実味を帯びていく。ついにはプロの殺し屋カーフマン(レオ・フィッツパトリック)をも引きずり込み、いよいよ計画実行。皆でボビーを川までドライヴに誘い出し、マーティがナイフでとどめの一撃を加えた。しかし殺人を犯したあと、彼らは徐々に冷静さを失い、不安を増幅させていく。結局、警察への匿名通報によって、7人の殺人者は逮捕。それぞれに重い刑が言い渡されるのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0若気の至り

2024年4月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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ジャーニー

3.5表情の切り取り方が素晴らしい

2023年4月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

当時のアメリカの若者、と言っても自分はよく分からないが
流され、ノリで語っていた殺人が実行される時
何を考え感じるのか。

バカばっかりにも見えるが"若さ"とはそういうものだと思う
死んで当然でも殺してもいいわけじゃないし死を悲しむ者もいる
殺人は罰せられるし守られ続ける秘密はそう無い

脚色はされているが実話に割と忠実に進行したところも良かった

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ezio

3.5いじめっこ

2021年9月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館、VOD

悲しい

楽しい

興奮

実話でありながらもラリー・クラークお得意なティーン物で、文化の違いがあれどアメリカも日本も若者像に関して大した違いもないような!?

日本でも少年、少女による殺人事件はあったりするし、違いがあるとすれば未成年に対する刑の甘さや軽さ、厳しさなどの違い。

狭い世界で繰り広げられてしまう愚かな行為、賢さは感じられずに思うがままに突き進むしかない十代の幼さから来る残酷性、追い詰められたまま自分から堕落する選択肢しか選べない。

半端な立ち位置のギャングかぶれは「KIDS/キッズ」のテリー役、私生活が悪タレ小僧なブラッド・レンフロは存在自体がラリー・クラークの作品にピッタリな早死が惜しい、マイケル・ピットの腑抜けなジャンキー役にビッチでキュートな女のコ三人、イエロー・バスタードでジョン・コナーなクソ野郎と、リアルなティーンを描かせたら逸品なラリー・クラークが素晴らしい。

公開時にフォーラム仙台にて初鑑賞。

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万年 東一

3.51993年のボビー・ケント事件をベースにした映画。ひどい話。いじめ...

2020年1月9日
スマートフォンから投稿

1993年のボビー・ケント事件をベースにした映画。ひどい話。いじめっ子はいかにして殺されたのかみたいな内容。無目的な若者、ドラッグ。生々しく、気持ち悪い。
ティーンのエロシーンに監督の感じが凄く出ている。面白くはない。すごい。
おすすめはしない。

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