リベリオンのレビュー・感想・評価
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薬物洗脳社会
焚書や薬物投与、魔女狩りもどきの火炙りの刑と人類史の汚点をよくも並べてくれました、それにしてもファーザーと言うヒットラーもどきの独裁者、恒久平和実現と言う目標とやってる手段が余りにも真逆すぎて本心もろバレでしょう。人類滅亡の危機まで経験して何も学ばない未来の人々のこの有様、世界観はフィクションにしても残念過ぎますね。
見どころはマトリックスもどきのアクションシーンなのでしょう、何故か主人公に当たらない銃弾、監督は弾道計算して死角を見つける早わざを編み出したのさと自画自賛、自動小銃の部隊が拳銃で倒されるリアリティの無さは漫画並です、自己陶酔した決めのポーズはもはや歌舞伎芸、挙句には銃では飽き足らず日本刀まで持ち出して形を決めるこだわり、カート・ウィマー監督のオタクぶりが炸裂でした。
人の感情は抑圧されない
オスカーの常連となり、名実と共にハリウッドを代表する俳優となったクリスチャン・ベール。
そんな彼が2002年に主演したSFアクション。
オスカー級の作品に出演する事が多くなったベールが、この手の作品に出演するとは、今思うとレア。
当時ベールと言ったら子役時代の『太陽の帝国』か『アメリカン・サイコ』ぐらいしか印象無かったが、今では好きな作品を一つ選べと言われたら困るほど。
戦争防止の為、人の感情を抑圧する薬の服用が義務付けられた近未来。
違反者は容赦なく罰せられる中、体制側のジョンは薬を落とし服用しなかった事から人としての感情を取り戻し…。
近未来の管理社会、それに対するレジスタンス、闘いに身を投じていく主人公…。
世界観もステレオタイプで、はっきり言ってその後氾濫するYA小説の映画化風のB級ではある。
しかし、本作ならではの面白味がある。
公開時話題となったのが、“ガン=カタ”。
字幕表記では“銃形”となり、銃撃と日本の武術を融合させた本作オリジナルの格闘術。
やはりこのキレッキレのアクションが面白い! それを見事披露したベールも!
一対複数の場合が多く、不利な状況でも目にも止まらぬ速さで敵を瞬殺!
監督のカート・ウィマーは『ウルトラヴァイオレット』でもこれを用い、あの『ジョン・ウィック』の“ガン・フー”も少なからず影響受けている筈。
作品の方も悪くない。
薬の抑圧が切れた事により改めて知った世界の素晴らしさ。
眩く美しい陽光、ベートーベンの音楽に聞き惚れ涙を流し、子犬の愛くるしさ。
違反者の同僚や妻を自らの手で処刑した後悔。
違反者を逃がせようとしたり、違反者たちの集団の仲間となり、体制側に立ち向かう。
それまでの黒一色から一点、クライマックスは白服姿でスタイリッシュ&クールにキメる!
さすが演技派だけあって、アクションと共にそれらを体現。
共演にもエミリー・ワトソンやショーン・ビーンらなかなか実力派揃い。
公開時はヒットしなかったそうだが、ガン=カタの評判で口コミ人気に。
ベールがハリウッドを代表するトップスターとなった今、彼がレジスタンスのリーダーとなった続編を見てみたい気もする。
やりようによっては大作にも…!?
「ガンカタ」が思いの外・・。
世界観、設定に、衣装を含めたキャラクタービジュアル、全体に、マトリックス的な雰囲気が色濃く漂ってますね。
この作品の見どころである「ガンカタ」ですが、思っていたよりもカッコよくなかったです(笑) 体の体幹は動かさず手足や拳銃のみを動かして、360度攻撃をするスタイル。スタイリッシュであるものの、なんか見ていて盛り上がらなかった。360度銃撃のシーンは、昔の腕だけ動くフィギュアみたいに見えました(笑) なんかアクションスタイルもマトリ、、これ以上は止めておきましょう(笑)
ストーリーは、プレストンが感情を取り戻していくプロセスが時間をかけて表現されていて、彼に感情移入できた。トランクに犬を乗せるときの笑顔なんかよかったですね。その後、レジスタンスと合流して、組織の中で暗躍する展開は良かった。最後の実はロビーもプロムジアを打ってなかったシーンはなかなかシビれましたね!けれど、いざラスボスのデュポンとの戦いに入ると、なんともあっさり終了・・。もっと盛り上がる展開だったら、全体的にはいいストーリーだったのに。。
個人的に違和感を感じたのは、ブラントが喜怒哀楽の感情をバリバリ表に出してたこと。あと、デュポンも一度激昂してましたよね?うーん、設定と矛盾してるような・・。
あと、個人的な興味としては、この感情のない世界がスタートした時に、人々はなぜそれを受け入れられたのか。自分の普通の感覚だと、到底受け入れられないことだから気になった。
パッケージだけ観ると『マトリックス』フォロワーのB級作品に見えるが
『1984年』を想起させるディストピアものにガンカタアクションをブッ込んだものだった。まあ『マトリックス』フォロワーには違いないか。
ベールのほかにビーンやワトソンと出演陣もなかなか。ベールの何考えているのかわからない無表情が効いている。今見ると映像的にはちょっと古臭く見えるところもあるが。
The disease of human emotion. 「ガン・カタ」アクションで有名なディストピア系SF.
ガン・カタ・・・絶対日本側で勝手に名付けたって思ってたのですが、実際の英語のセリフでも「ガン・カタ」って言ってたのでビックリしました。本当にガン・カタって呼んでいたのね。というわけで見所はもちろんスタイリッシュなガン・カタ・アクションです。
世界観はよくあるディストピア物で支配者層が民衆の感情をコントロールするために薬を使ってます。思想のコントロールは現実社会でも良く行われていますが、感情までコントロールしようとするのは一歩進んだカンジですね。そして支配者層は自分達は薬を使わないってのも現実社会でもよくある話です。でも民衆に感情がなくなれば支配はしやすいだろうなーっと思いました。その分発展も無さそうですけどね。
全体的に明らかにナチスを意識した世界観作りです。感情を持っただけで火炙りの系になってしまうのは中世の「魔女裁判」からでしょうか?黒と白を基調にした画面作りは陰鬱な世界を良く表現しています。
まだ「バットマン」前のクリスチャン・ベールが無敵の主人公を上手く演じています。薬を使わなくなって、感情を取り戻していく姿をちゃんと説得力を持って演じれる力量はさすがですね。敵をバンバン倒していくシーンはちょっと無双過ぎる気もしますが、無条件にカッコ良いです。ショーン・ビーンさんはすぐに退場してしまいますが、印象に残るキャラクターで登場します。
しかし、先日観た「リーサル・ウェポン3」でもそうだったのですが、「人は殺せるけど犬は殺せない」っというのはアメリカでは共通認識なのでしょうか?人を殺す事より犬を殺す方がアメリカでは罪が重いんですかね?気になる所です。
セクシーおちょぼ口!」
大好きです。
マトリックスより好きです。
私は大人になったクリスチャン・ベイルの舌ったらずな喋り方がどうも苦手で、友人達が「セクシーおちょぼ口」と呼んでいるのが理解できませんでした(因みに友人達に言わせれば、オダギリジョーはセクシーホクロらしいです)。
しかし、本作で「セクシーおちょぼ口」に一票入れることとなったのは、いうまでもありません。
大げさなガン&武術アクション「ガン=カタ」で、白い学生服を着たベイルさんが敵を倒しまくります。
ほんと、ラスボスもうちょい粘ろうぜと思うくらい弱いです。主人公、チート過ぎます(笑)
しかも敵を倒した後に、ポーズ決めっ、アップドーン!で、度々笑ってしまいます。マトリックスのパ○リという噂もありますが、内容的には華氏451に近い世界観がありますよ……。えっと、多分、きっと(笑)
こういう意図的に笑わそうとしてないのに、笑ってしまう作品が大好きです。あ、でも、本当に格好良いんですよ!
あのアクションは、一見の価値あり。
よっ、セクシーおちょぼ口!
ガン=カタに震えた
クリスチャン・ベールの端整な顔立ちが無感情のままに的確に繰り広げるガン=カタを完璧なものにしていてとても引き込まれた。
感情を薬によって抑圧された世界、取り締まる冷徹な立場から徐々に戸惑いながらも目覚めていく主人公。
独特な世界観。そして淡々としたストーリー展開からの胸熱ストーリーで見応えありの作品だった。
アクションに満点をつけたい作品
感情を持つことが違法な未来。違反者を取り締まる職業に就くプレストンは些細なミスから感情を取り戻し…。
大好きなSFアクション映画。物語や設定は70年代くらいのSFを観ているような感覚だが、とにかくガン=カタアクションの奇抜さとスタイリッシュさに引き込まれる力技な作品。
思わず見入ってしまうアクション映画!
面白い作品でした( ^ω^ )
ストーリーもそれなりに良かったので、飽きることなく鑑賞出来ました。
なんといってもこの映画の目玉はアクションシーンです。
観ていてくぎづけにされてしまう迫力でした。
主人公の葛藤する場面も描かれており、とても良かったです(・∀・)
アクション映画としては、満足感たっぷりな作品に仕上がっていると思います。
埋れた名作
Christian Baleの作品を見あさっていた時に見つけた.
最初はよくあるアクションSFかと思いきや
結構考えさせられ
しかも彼のガン=カタ(1回見ると忘れられなくなる)に惚れ惚れ.
こりゃあ良い映画だーっていう.
できれば続編とかあればなー
なんて.
ちょっと『イーオン•フラックス』と似てますがこっちのが断然良い!
戦闘シーンがかっこいい
戦闘シーンがかっこいい♡しかも強すぎる!
そしてラスボス、弱すぎる(笑)
急に日本刀登場も若干、ちゃちいが気にして
はいけない(笑)
ワンコが可愛かったのと、おっ!息子よ、
やるじゃね〜か!(ニヤリ)となります。
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