劇場公開日 2003年3月29日

「シリーズ化がされなかったのは」リベリオン ヤナコさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 シリーズ化がされなかったのは

2025年6月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

自分が「クリスチャン・ベール」を知った作品。(確かレンタルビデオ)
当時若かったのでガンカタのアクションに注目をして感動をしたのだが。。。。

おっさんになって視聴した今。
・ガンカタは色褪せずに面白い。これはアクションの革命だと思う。アイデアを考えたスタッフ、そして実演する役者、撮影をして判りやすく編集するスタッフの凄さよ。
・でも、ストーリーと世界観の設定が微妙に甘い。勢いに任せて「まぁ、面白いからいいよね」と流せるタイプの甘さではない。物語のキーとなる「感情の発露」の基準が曖昧だからかな。主人公のジョンの感情が出まくっているよなぁと。マトリックスとブレイドランナーが合わさったけど、まとめきれなかった印象。
・とは言え、クリスチャン・ベールはとても難しい役どころを演じきっていたと思う。上記の甘さは演出(監督)の責任だと感じます。
・女性キャストがかなり少ないのは不思議。ヒロイン的な役どころもない。「感情=戦争の元凶=悪・犯罪」のロジックでいくと「セックス・恋愛」は犯罪となり、少子化になるのよなぁ。 恋愛感情もそうですが本、絵画、音楽の文化もいかに大切なものなのかを実感させてくれるテーマは好きです。

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ヤナコ
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