「「ガンカタ」が思いの外・・。」リベリオン かつさんの映画レビュー(感想・評価)
「ガンカタ」が思いの外・・。
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世界観、設定に、衣装を含めたキャラクタービジュアル、全体に、マトリックス的な雰囲気が色濃く漂ってますね。
この作品の見どころである「ガンカタ」ですが、思っていたよりもカッコよくなかったです(笑) 体の体幹は動かさず手足や拳銃のみを動かして、360度攻撃をするスタイル。スタイリッシュであるものの、なんか見ていて盛り上がらなかった。360度銃撃のシーンは、昔の腕だけ動くフィギュアみたいに見えました(笑) なんかアクションスタイルもマトリ、、これ以上は止めておきましょう(笑)
ストーリーは、プレストンが感情を取り戻していくプロセスが時間をかけて表現されていて、彼に感情移入できた。トランクに犬を乗せるときの笑顔なんかよかったですね。その後、レジスタンスと合流して、組織の中で暗躍する展開は良かった。最後の実はロビーもプロムジアを打ってなかったシーンはなかなかシビれましたね!けれど、いざラスボスのデュポンとの戦いに入ると、なんともあっさり終了・・。もっと盛り上がる展開だったら、全体的にはいいストーリーだったのに。。
個人的に違和感を感じたのは、ブラントが喜怒哀楽の感情をバリバリ表に出してたこと。あと、デュポンも一度激昂してましたよね?うーん、設定と矛盾してるような・・。
あと、個人的な興味としては、この感情のない世界がスタートした時に、人々はなぜそれを受け入れられたのか。自分の普通の感覚だと、到底受け入れられないことだから気になった。
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