「目の奥まで演じることができるとは」ストーカー Arcoさんの映画レビュー(感想・評価)
目の奥まで演じることができるとは
ロビン・ウィリアムズの出ている映画はほとんど観た。
彼の演じる役は、どれも明るく楽しい人物が多く、好感度大で害が無いイメージ。
ハッピーな気分になりたい時は出演作を選べば間違い無い、という感じで何本も観てきた。
そして、この映画を観て…
大きな衝撃を受けた。
こんなにシリアスでゾッとするロビンは初めてだ。
目の奥に狂気を秘めた、あの独特の表情が凄い。
孤独な初老男性の歪みが暴走していく様は、恐ろしくもあり悲しくもある。
しかし、ストーカーという邦題はしっくりこない。
そのまま「One Hour Photo」のほうが良かった。
スーパー内でのカメラワークも、良い。
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