ウォーク・トゥ・リメンバーのレビュー・感想・評価
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私を好きにならないって約束して
シェーンウェスト扮する高校生ランドンカーターは不良グループの仲間を怪我させた事で学校から奉仕活動を命ぜられた。マンディムーア扮する同じ服を着て皆からバカにされている牧師の娘の女子高生ジェイミーサリバンがランドンに話しかけてきた。
私を好きにならないって約束してとジェイミーは言ったが予防線かな。真面目な女子と余り似合わないランドンだけどね。マンディムーアの透明感のある歌がいいね。やっぱり汚れのないジェイミーは美しかったよ。覚悟を決めたランドンも立派だ。ただジェイミーには秘密があった。若いふたりは乗り越えられるかな。
愛とは風のようなもの。
目には見えないけど、感じられる。
それでいいんだよ。
ジェイミーを連れていった神を恨んでしまうこともあるけど、
ジェイミーにとっての奇跡を起こしてくれた神には感謝してる。
ランドンに出会わせてくれて、愛し合えたっていう奇跡。
人生上手くいかないけど、自分にとっての幸せを叶えられればいいんだ。人生そんなもんだ。
ベタベタ
イケメン問題児がしでかした悪さ(怪我だけで済んでよかった…)の罰として課せられた諸々のボランティア事項。
それにより地味(に見えるだけ)だが可愛い幼なじみと一緒に過ごす時間が増える。
次第に彼女に惹かれるが、まさかの…。
もう昭和の漫画のようなんだが、当時は不治の病として都合よく使われたよなぁ、と。
息も切れ切れになるが…病気には見えない(笑)
そもそも、いつも同じカーディガンを着ている設定が謎。
「自分を好きにならないで」って思い上がりにしか聞こえないし。(その意味も後になったらわかるけどさ)
腹黒い自分は、もしかして牧師である父親に虐待されてる??とまで想像してしまった。
ベタな、じゃないか、純粋な映画なのにね、お恥ずかしい。
宗教的には「彼女の死が起こした奇跡」ときれいにまとまると思う。
問題ばかり起こしてた彼が医者を目指すことになるのだから。
素直な気持ちで観れば良い物語、なんだと思う。
ただ、母親にダンスを習うシーン、天体望遠鏡を作るシーン、頑張った割には今ひとつなことが多かった。
ティーンエィジャーにはいい映画かな
いいトシして、アメリカのティーンエィジャーものはどうかと思ったけれど、聖書を片手に健全な活動に励む美少女と、向こう見ずでやけくそな不良イケメンという、水と油のような二人がどういうふうに関わりをもっていくのか、ちょっと興味があった。
それは面白かったけれど、後半でジェーンが自分の病気を告白する場面が。「おっと、そうきちゃうの?」と、かなり調子が狂った。若い子の病気、死というテーマ自体はいいけれど、この段階でそれを詰め込む?みたいな。こういうことをあとの方にサラッと出してくると、この重いテーマがかえって軽く扱われてしまうことになるような気がした。そして、この展開は衝撃的すぎて、せっかくのおもしろいの男女のやりとりも印象が薄くなってしまう。若い女の子の死がテーマなら、もう少し早い段階で取り扱って、もっとじっくり掘り下げてくれたほうがよかった、という感想。
どっちを表現したいのよ、といいたい感じ。
というか、これ3時間くらいかけてやってくれるか、もしくは前編と後篇に分けるとか、続編ものにするとかにして、病気発覚以降も丁寧に見せてくれるとよかった。
といってもこれは私の希望で、若い子がこの映画を見たら、けっこう呼吸が合うのかもしれない。
友達から恋人になっていく過程が長いのは当たり前で、この長さ感覚は身近なものなのでは?
そして、相手が病気で他界する過程は、相手には家族もいるし、過去を共有しているわけではないから、若すぎる立場では深入りもできないのかもしれない。なので、ティーンエィジャーが見る映画としてはこれでいい映画なのかも。
というわけでいいトシして見てしまったのが間違いだったのか、と。
この映画で、とてもいいなと感じた点がいくつかある。
ジェーンの教会での歌が、とてもきれいで可愛くいじらしく、すてきだったこと。
演劇の中でのジェーンが色んな面でバランスが取れた、素晴らしい美人だったこと。
ジェーンが、ランドンと恋仲になったあとも彼女らしいままでいて、凛として質素な雰囲気を変えなかったこと。(急に色っぽくなったり飾りはじめなかったこと。)
ランドンが彼女に惹かれはじめたころから、あくまで自分の気持ちに正直に誠実に突き進んでいったこと。それが力強くて素敵だったこと。目つきが違ってきた、と感じさせた演技。
ジェーンの父親の言葉
「奇跡は起きませんでした」というランドンの言葉に対し、「君こそが奇跡だ」と。この言葉は素晴しいと思う。
この言葉ひとつで色々考えさせられる。
可愛い
2003年の作品。あんまりにも女優さんが可愛いので調べてみたら当たり前だけどもうそこそこの年齢で、あの初々しいみずみずしさはなく、ちょっと残念。リンジーローハンを初めてフォーチュンクッキーで観た時も同じことがあったかな。古くはローマの休日の時も^ - ^エマストーンとクロエグレースはリアルタイムで観ていられて良かった。
ところで作品は、確かにベタな恋愛ストーリー。最近の少女漫画由来のラブストーリー映画に良くある定石をたどる、そりゃ泣けるわなってヤツ。ハッキリ言ってズルい。でも二人の魅力と演技は素敵ですよ。
超王道青春恋愛映画!
高校生ランドン(シェーン)は、母(ハンナ)と2人暮らし。
騒ぎばかり起こす不良生活を送っていた。
同じ学校に通うジェイミー(マンディ)は優等生。
亡くなった母を慕い、牧師の父と暮らしていた。
ある日、ランドンは事故を起こす。
一緒に行動することが多くなったランドンとジェイミーは、徐々に惹かれ合っていく。
しかし、ジェイミーにはある秘密があった…
柄にもない恋愛映画レビューですが、依頼があったので(*^^*)
ニコラス・スパークス原作と言えば
『きみに読む物語』『親愛なるきみへ』の原作で有名ですが、個人的に一番好きなのが本作です(>_<)b
内容は超ド級王道青春純愛映画です(゜ロ゜;
ヤンチャなランドンが、自分と正反対のジェイミーと出会うことにより、愛を育み、また人間として成長していく物語。
誰もが展開を読める病気系ストーリーだが、わかっていてもおもしろい♪そして、泣ける( ;∀;)
まず、主演二人の素晴らしさ!!
マンディ・ムーアはださい優等生少女役だが、どんな田舎くさく装ってもかわいさがにじみ出てしまう(^-^;
シェーン・ウェストもぶっきらぼうな不良から少しずつ変わってゆく演技が見事。
本作は、観てる方が異性役に間違いなく恋する映画でもある(;>_<;)
男性だったら、田舎くさかったマンディが演劇でセクシードレスを着て「Only Hope」独唱シーンで落ちる…
熱唱シーンのカメラワークも凝りにこってる(^-^
女性ならシェーンの友人たちにマンディの嫌がらせビラを撒かれたとき、友情より愛をとってぶっ飛ばしにいくシーンで落ちる…だろう(笑)
ストーリーはベタでも、さわやかな演技に演出の良さとセンスのいい音楽、テンポの速さもよくぐいぐい引き込まれる。
そして、良くも悪くも成長、友情、家族愛も盛り込み内容も盛りだくさんに(*^^*)
まず飽きません!
よくある病気系ストーリーとは言え、邦画にあまたある似た系統の映画と一線も二線もかけ離れた秀作にと仕上がる(;_;)
これ見よがせに泣かせようとするシーンがないのがいいのかも。
人によっては号泣映画(;_;)
後半の恋愛だけでなく友情、家族愛も加えた「ジェットストリームアタック」で涙で画面が見えません(T-T)※人によります
あまりに純粋であまい恋に心が洗われます(^-^;
普段、極悪映画ばかり観てるんで、心の洗浄用にDVD購入(苦笑)
定期的に観ています…
恋愛映画を苦手とする方にも、これだけは観てほしい!と大手をふってお勧めできるレアな良質ラブストーリー(゜ロ゜;
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