「★ あのサバタが帰ってきた。」西部決闘史 みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)
★ あのサバタが帰ってきた。
ラストショットのニタリと笑うリー・ヴァン・クリーフの笑顔以外、何も見るべきものがなかった。
全体的に『西部悪人伝』よりもガンファイトが少なめだったのが残念。
サバタがライフル銃を撃つのは一回こっきりだけ。
大半は騙し討ちのように小型銃で敵を倒し、ほんましつこいぐらいにドヤ顔を連発する。
一発逆転の反撃を、こう何度も見せられると終いには有り難みも薄れ、嫌みにさえ感じられて来た。
爽快感なんてあったもんじゃない。
その分、サバタの仲間である軽業師コンビの見せるアクロバットの数々が楽しいけどね。
コメントする