ラスト・プレゼント

劇場公開日:

解説

売れないコメディアンと余命幾ばくもない妻の切ないラブ・ストーリー。監督は、これが長編デビュー作となるオ・ギファン。脚本は、「アタック・ザ・ガス・ステーション」のパク・チョンウ。出演は、「JSA」「春の日は過ぎゆく」のイ・ヨンエ、「イルマーレ」「Interview」のイ・ジョンジェほか。第25回黄金撮影賞銀賞(イ・ソッキョン)・人気女優賞(イ・ヨンエ)受賞。

2001年製作/112分/韓国
原題または英題:Last Present
配給:パンドラ
劇場公開日:2002年12月7日

ストーリー

ヨンギ(イ・ジョンジェ)は、才能はあるが売れないコメディアン。子供服店の経営で生活を支える妻ジョンヨン(イ・ヨンエ)とは喧嘩ばかりで、夫婦の会話がない。ある日、ヨンギは詐欺師のハクス(クォン・ヘヒョ)とハッチョル(イ・ムヒョン)に1千万ウォンを積めば売れっ子にしてやると持ちかけられる。ジョンヨンの元にも現れた彼等は偶然、彼女が余命幾ばくもない事を知る。何も知らず金を用意してきたヨンギを騙しきれず、ハクスは真実を告げてしまう。ヨンギは素知らぬふりをしながら彼女を労り始める。詐欺師らに頼んでジョンヨンが会いたがっていた人と初恋の人を探しながら、ヨンギはテレビのお笑い王トーナメントで勝ち進む。その決勝戦の会場で、ヨンギの姿を見ながらジョンヨンは息を引き取るのであった。彼女の居ない部屋で、ヨンギは幼い頃の自分の写真と彼女の手紙を見る。彼女の初恋の相手とは、他ならぬヨンギだったのである。

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映画レビュー

5.0ベタすぎて涙もべたべた・・・

2021年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 もう、ベタでストレートなお涙頂戴ラブストーリー。ヨンギの両親が勘当した息子と嫁を呼んで家族写真を撮るところで涙の第一波がやってくる。これ以上泣かせないでくれ!と祈る気持ちになりつつも予想した結末を確かめるために最後まで・・・

 普通なら、こんなに読める展開のメロドラマには感動しないのですが、イ・ヨシエの顔だけの演技にやられてしまった。2番目に良かったのが詐欺師コンビの一人クォン・ヘヨ。「あんたには病気の家族はいないよな?」と聞くところでツボにはまり、徐々にいい人になっていくところが微笑ましくてよかったです。日本では舘ひろしと内山君にやらせるといいのか?病院の中に葬儀場がある韓国は嫌だなぁ~と思ったが、便利でいいという意見もあるようだ。

 ラスト・プレゼントの意味は何だろうなぁ~と考えてもいたのですが、これはちょっと嫌だな。昭和枯れすすきの逆を行ってるのかもしれないけど・・・

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kossy

3.0DVD200円ゲットシリーズ。これは? イ・ヨンエさん、初めて見ま...

2019年3月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

DVD200円ゲットシリーズ。これは?

イ・ヨンエさん、初めて見ました。超有名な国民的女優さんのようですね。私が学生時代好きだった歌手の石川優子に似ている。他作も見てみたい。

本作はちょっと私には分からなかった。
・あんな重病、夫に隠す?夫も夫でどうして気付かぬ?もはや夫婦とは言えまい。
・知った夫がどうしてまたそれを隠す?もう訳ワカメ。
・急に優しくなった夫にバレたと気付いてなさそう?さらに強情はってる?どっちにせよ不思議。
・夫の両親の手のひら返しはもはやお笑い。最後のお寒いコントよりよほど笑える。

あんなこんなの不思議だらけ。残念ながらさすがにこれでは泣けなかった。
冬ソナのキム次長はいい味出してました。

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はむひろみ

5.0初めてDVD買いました

2018年5月5日
Androidアプリから投稿

深夜のテレビで見て号泣。次の週に思わずDVDを買ってしまいました。
芸人という特殊な職業と、ありふれた愛の形が相まって、心をストレートに締め付ける。

KinKi Kidsの剛君が日本版でリメイクされていましたね。

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よーすけ