ダンシング・レディのレビュー・感想・評価
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ジョーン・クロフォードとクラーク・ゲーブル
フレッド・アステア初出演作ということで鑑賞。本人役で主にダンスシーンのみの出演ですが、佇まいも踊りも既に別格!ブロードウェイで活躍していたので、一流のエンターテイナーだと認識されていたのでしょうね。
主役の女優さん(ジョーン・クロフォード)のハッキリした顔立ちと筋肉質な体型に当時の美人像と現代の違いを感じました。
そしてしっかり自分を持ってダンサーとして成功したい!という強い気持ちが清々しかったです。
この時代に豊かな暮らしや恋愛結婚以外を夢見るヒロインもいるんだ!素敵!!
金持ち男(フランチョット・トーン)の求婚は紳士を装いながら欲しいものは何としても手に入れたいという強欲さが嫌らしかった。結婚さえすればこっちのものという所有欲、恐ろしい。
キャストの2人は実生活では結婚していた時期もあったらしいです。
そしてもう一人の主役である演出家(クラーク・ゲーブル)の濃ゆい顔、風と共に去りぬの人だ!とすぐわかりました。表情から気持ちが読み取れずずっと同じように見えましたが、それだけにラストシーンは抑えていた感情が解放された!とドキドキしてしまいました。
終盤のショーは工夫がちりばめられていて圧巻でした。
クラシックの名作を色々鑑賞してみたくなりました。愉しい一時を堪能しました☆
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