ミーン・マシーンのレビュー・感想・評価
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定番のクズ×スポーツ
『天使にラブソングを2』とかスコット・アドキンス主演の『ストリートファイターズ』に似た感じの映画。特訓シーンとかまさにストリートファイターズそのもの。
刑務所の悪人達がスポーツに打ち込み勝利を勝ち取るっていうのは何だか遅めの青春を感じるし、ド定番で好きかな。
試合は敵味方共に嫌がらせのオンパレードなプレイで笑えました。
ただ、試合中に刑期を延ばすと脅された際、一人で悩んだけど、最後は自分の中で踏ん切りがついて試合に復帰し、勝利を勝ち取る。その辺のくだりが個人的に凄く微妙に感じたな。
何の説明もなくやる気をなくして無理矢理ベンチに行ったと思ったら、今度は強引に復帰してやる気満々ってさ、そりゃ「は?何こいつ?」ってなるでしょ。
せめてチームメイトに謝罪と事の顛末を話して、チーム全体で一泡吹かせてやろうぜ!的なのが欲しかった。
でも最後のゴールは凄く良かった。
そういや何でサッカーする流れになったんだっけ?動機が不明な気がするんだよな。
「いい方法がある。」とマッスルからの提案だった気がするけど、何のいい方法?サッカーして何らかのメリットあったか?
マジで単なる暇潰しだったのかね?
好感のもてる凡庸さ
元プロサッカー選手が収監され、看守vs受刑者で試合をすることに…。
ストーリー的には何のひねりもない刑務所モノだけど、
妙に好感をもって鑑賞できたのはサッカーが題材だからだろうか。
イングランド人のサッカーにかける情熱とか、サッカーそのものへの哲学とか、そこらへんがあくまで当然のものとして描かれているのが個人的にツボだった。
あえて難癖をつけるなら字幕で、イギリスの話なんだから「サッカー」でなく「フットボール」と書いてほしかった。
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