ナビゲーター ある鉄道員の物語

劇場公開日:

解説

イギリスに生きる市井の人々の物語を描きつづけるケン・ローチ監督が、90年代の「英国鉄道民営化」によって生活が変わった労働者の姿を描く人間ドラマ。2001年のヴェネチア国際映画祭に正式出品された。

2001年製作/96分/イギリス・ドイツ・スペイン合作
原題または英題:The Navigators
配給:シネカノン
劇場公開日:2002年8月31日

ストーリー

ヨークシャー南部の保線会社には、昔から鉄道労働者として働く男たちが集っている。しかし、1993年にメイジャー首相のもと制定されたイギリス国鉄の民営化は、彼らの仕事に大きな影響をもたらした。会社名が変わり、仲間が次々と辞めていくなか、現場にはポールとミックら5人だけが残る。新しい上層部のやり方に馴染めない彼らも、仕方なく派遣労働者となるが、現場経験の浅い素人労働者との仕事にミックは憤りを覚えてゆく。

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