劇場公開日 2002年5月25日

「精神科医を主役に据える意味」サウンド・オブ・サイレンス(2001) よしさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5精神科医を主役に据える意味

2023年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

娘を人質に捕られた敏腕精神科医が、精神病を患った女性から秘密を聞き出す為に苦闘する物語。

マイケル・ダグラスが主演するサスペンスです。精神科医のマイケル・ダグラス格好良いですね。女性との問答シーンも、犯人との駆け引きもしっかりとしています。
娘の安否、銀行強盗の狙いの謎など、緊迫感もたっぷり。見応えのある作品でした。

転調したクライマックスがややチープなのが残念。また、女性が主人公に協力する心情変化の説明が不十分なのがより難点。特に後者は、精神科医を主役に据える以上、より重要なことだと思うので、とても勿体なく感じました。

私的評価は普通です。

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よし