マルティナは海
劇場公開日:2002年2月2日
解説
地中海沿岸の小さな町を舞台に、男女の抑えきれない激情の愛を官能的に描いた恋愛映画。監督は「ハモンハモン」のビガス・ルナ。脚本は「蝶の舌」のラファエル・アスコナ。撮影監督は「ハモンハモン」のホセ・ルイス・アルカイネ。美術監督は「パットン大戦車軍団」のピエール・ルイテヴネ。出演は「トーク・トゥー・ハー」のレオノル・ワトリング、「ブロウ」のジョルディ・モリャ、エドゥアルド・フェルナンデスほか。
2001年製作/100分/スペイン
原題または英題:Son de Mar
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:2002年2月2日
ストーリー
地中海に面した小さな港町の高校に文学の教師として赴任してきたウリセス(ジョルディ・モリャ)は、下宿先であるカフェの娘マルティナ(レオノル・ワトリング)と出会い、激しい恋に落ちる。やがてマルティナの身体には新しい命が宿り、2人は結婚する。しかし、幸福で平穏な日々の生活の中、徐々に2人の間に小さなひび割れが生ずる。そしてある日、ウリセスは船で釣りに出かけたまま帰ってこなかった。数年後、町の富豪シエラ(エドゥアルド・フェルナンデス)と再婚し、裕福な暮らしにもすっかり馴染んでいたマルティナ。しかし、シエラとのセックスはウリセスとのそれのように官能の渦で彼女を翻弄することはなかった。そんなある日、1本の電話が彼女の平穏な、しかし空虚に包まれた日々を打ち破る。「君なしでは生きられない」――それは死んだはずのウリセスからのものだった。再会した2人の間に激情の愛が蘇る。マルティナはウリセスをマンションの一室に匿い、失われた時を埋めるかのように2人は何度も身体を重ね合う。そして、誰も知らない土地で新しい人生を始めようと2人は船を出すのだったが、2人の関係を知り、嫉妬心にかきたてられたシエラの細工により、船は沈没し、2人は海に沈んでいくのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ビガス・ルナ
- 製作
- アンドレス・ビセンテ・ゴメス
- 撮影
- ホセ・ルイス・アルカイネ
- 美術監督
- ピエール・ルイ・テヴネ
- 録音
- アルベルト・マネラ
- 編集
- エルネスト・ブラシ
- 衣装デザイン
- マカレナ・ソト
- メイクアップ
- マリロ・オスナ
- ヘアメイク
- マイテ・メンディビル
- キャスティング
- コンソル・トゥラ
- プロダクション・マネージャー
- ルイス・グティエレス
- 特殊効果
- レイエス・アバデス
- 宣伝
- ピラール・モリジョ