「ドミニク・トレットの引力」ワイルド・スピード しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
ドミニク・トレットの引力
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"ワイルド・スピード" シリーズ第1作。
Amazon Prime Videoで3回目の鑑賞(吹替)。
現在のスケール感に比べると、こじんまりした印象になってしまうのは避けられませんでしたが、原点だと考えると、ここからシリーズをビッグにしたのは本当にすごい。
改めて観ると、後々のシリーズでも根底に据えられている、ドミニク・トレットを中心とした仲間との絆の物語は、本作においてすでに下地がつくられていたんだなぁ、と思いました。
ドムの引力の源とは、計算も何も無い優しさと強い思いやりだな、と…。仲間と認めたら、どんなことがあっても命懸けで救おうとする。その人柄に誰もが惹きつけられてしまう。
これが、強固な「ファミリー」の構築へ繋がっていくのかと考えたら、めちゃくちゃ感慨深いものがありました。
カーアクションが少し味気無いなと思いましたが、ドムとブライアンの友情物語がメインであると云うことを考えると、あれぐらいがちょうどいい塩梅なのかもしれない。
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