「娘の妊娠が・・・」ローサのぬくもり kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
娘の妊娠が・・・
娘マリアは就職のための面接に出かけ、母ローサが一人娘の部屋に残される。久しぶりの親子の対面だというのに疎外感を感じざるをえない。話相手は病院の医者と同じアパートのじいさんだけだ。外出すれば、ついつい食料品を買ってきてしまうくらいだ。
貧しさを卑屈に思うことない素直な生き方。娘に対してはおせっかいであっても、愛情が感じられる。しかし、ストーリーの核が私生児を生むかどうかの決断。面白味はほとんどない。アパートのおじいさんが最もいい役だったとは・・・
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