「悠久」山の郵便配達 sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
悠久
1980年代、中国。引退する父に代わって、山の郵便配達を息子が引き継ぐ。息子の初仕事に、父と次男坊という犬が同行。二人と一頭は、三日で120kmの山道を踏破する。
中国の山奥に、徒歩で配達する郵便配達の物語。途中車も走行できる道はあり、息子もバスを使ったら、という。おそらく現代では、まるっきり状況が変わっているんだろうなと想像できます。しかし途中の悠久の景色を見たら、変わってしまっていたらすこし残念に思うでしょう。山の娘と結婚し、息子を授かり、その成長した姿を、感慨深く見る父の視線が感動的。
「ブータン 山の教室」を思い出しました。あの村は、徒歩で片道七日間というスケールでした。
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