劇場公開日 2024年4月5日

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フォロウィングのレビュー・感想・評価

全93件中、61~80件目を表示

3.5習作?

2024年4月14日
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鑑賞方法:映画館

最初っから時系列弄りたがりだったんだなと…
しかし本作においてはそのお陰で饒舌な割に分かりづらい。またその効果もいまいちピンとこない。
「習作」って理解にしておきます…

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ぱんちょ

3.5◇初期の時間の魔術師

2024年4月14日
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鑑賞方法:映画館

 クリストファー・ノーラン監督の初長編作品がリマスターされて劇場で上映されていたので鑑賞してみました。モノクロ手持ちカメラ🎥で切り取られるロンドンの下町、サスペンス仕立ての濃密さ、背景には不穏な音楽。

 そして、お家芸である「解体+編集された時間軸」がこの時点で完成されていることに驚きました。時系列を入れ替える編集手法の類例は他にも見られるかもしれませんが、ノーラン監督が切り取る時間、場面には独特の緊張感があることに改めて気付きました。

 一つは、モノを拡大して描写する手法(ここではピアスとかポートレート写真とかハンマーとか) もう一つは、俳優達の目付きの緊迫感。鑑賞しながら、だんだんと胸の奥に迫ってくるような、胸騒ぎしてくるような感覚が蠢きます。

 都会に住む分裂病気質の若者の独白、撲殺される老婆のエピソードはラスコーリニコフ(罪と罰-ドストエフスキー)を、無意味な尾行(Following)は、ガラスの街(オースター)を想起させました。改めてノーラン世界を探究し直してみたくなるようなそんな作品でした。

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私の右手は左利き

3.0やつと、見れました。

2024年4月13日
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鑑賞方法:映画館

初上映時、レイトショーの為か寝落ちして、最後の方で起きた思い出。
よく出来た話。
パズルがハマったラスト、気持ち良いー

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おさむ

3.5全てが収斂されていく

2024年4月13日
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鑑賞方法:映画館

長編初作からノーランの入り組んだ構成がある
全編を盛る音楽も彼の世界
小説家志望の覗き趣味から、空き巣へと物語は入っていく
そしていわくありげな女との交情
指を潰す金槌、殴りつける金槌、盗まれたピアスや下着や女の写真、盗まれたクレジットカードとサイン
そして消えていく本当の事実

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すぅ

3.0いくつかの作品の原点を見た気がする

2024年4月11日
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鑑賞方法:映画館

クリストファー・ノーランって「メメント」が初監督作だと思っていた。世に出てきたのが「メメント」ってだけで誤ったイメージを持っていたのだろう。それでも、ノーランの初監督となったら観ておくべきと思ってしまった。
誰かを尾けるようになった主人公が、尾行していた一人の男に話しかけられるという設定。時系列をいじった物語だが、それぞれ髪型、顔の傷でわかりやすく区別しているから、どの時の話なのかをわかりやすくしている。このあたりの時系列のいじり方が次の「メメント」につながったのかなと推測してみる。
正体不明のバディの存在とか、実は…という結論を提示する手法は「TENET」を思わせる。全編モノクロだからもっと昔の映画に思えてしまうのもわざとか。予算をかけずに面白い脚本で映画を撮るという、監督デビュー作として正しいあり方を見た。当時観たら斬新だ!となったかもしれない。それなりに面白かったけど、粗も目立ってしまうのも仕方ない。だって25年くらい前に作られたんだもの。
高校時代の友人に、1stアルバム好きのやつがいた。1stアルバムはバンド・アーティストのやりたいことや本質がつまっていると。もちろん例外もあるが、そうかもしれないと思う1stアルバムはたしかに多い。音楽の話ではあったが、この映画を観てそんなことを思い出した。音楽の世界では1stアルバムを超えられないバンドはたくさんいるが、クリストファー・ノーランはデビュー作を超えまくった。素晴らしい映画監督の原点を観たという意味で意義のある鑑賞だった。

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kenshuchu

5.0かなりの知識を要する映画か…。

2024年4月11日
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今年139本目(合計1,231本目/今月(2024年4月度)13本目)。
(前の作品 「サンパギータ」→この作品「フォロウィング」→次の作品「秒速5センチメートル」)

 あの有名監督さんの初期のころの作品で、モノクロです。ただ、モノクロであることは理解の妨げになりません。

 なぜか1週間限定で復活上映されていたのですが、この監督さんの作品は他の作品でも理解難易度も高いものが多く、しかもこの作品は70分ほどです。このため、一度見ただけでは理解は4割あるかどうか…というところがあり、何度か見るのが前提にされている(70分ほどで終わるということからも)ものの、いかんせん1週間で終わるし、VODシステム等でも見ることができないので、多々理解が難しい(もちろん、パンフレットなんていう生易しいものはない)のではないのかな…といったところです。

 分野としても理系文系色々な分野に飛んでいるものの、時間の関係でどれも完全に拾いきれておらず、何を言いたいのだろう?という結構マニアックな話題をするかと思えばぶちっと切られたり、おそらく「初期の時代はこうだっだのだろう」という一つの見方でしか見られないのでは…と思いまうす(知的好奇心はくすぐられますが、すべて理解しきるのは無理?)。

 とはいえ、有名監督さんの過去の作品が復刻上映されることそれ自体に意味があるものと思いますので、減点なしフルスコアにしています。

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yukispica

4.0デビュー作から凄い

2024年4月9日
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ノーラン監督のデビュー作との事で鑑賞。
70分モノクロの低予算映画ですが、この時からノーランらしさ全開でした。
時系列いじってますが、メメントほど分かりにくくはないです。

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やまぼうし

4.0クリストファー・ノーラン監督の原型を観る

2024年4月9日
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アカデミー賞作品賞はじめ7部門で受賞した「オッペンハイマー」で俄然注目の人になったクリストファー・ノーラン監督の長編処女作という本作を観て来ました。「TENET テネット」が2時間半、「オッペンハイマー」が3時間という超長編が当たり前のノーラン監督作品ですが、本作は70分なので、同じ”長編”とは言え最近の傾向とは異なりました。まだ売れるか分からない長編デビュー作なので、流石に2時間を超える作品を創れるだけの予算は集まらなかったのでしょう。また上映時間以外にも「オッペンハイマー」とは大きく異なることがあり、主要登場人物が3人に絞られたので、その点では分かりやすいと言えば分かりやすかったです。
とはいえ、時系列が行ったり来たりして観客の頭を混乱させるというノーラン監督らしい作風は、本作でも遺憾なく発揮されており、三つ子の魂百までを地で行ってるなと感心させられました。

内容的には、”尾行”が趣味の作家志望の男が、尾行に気付いた泥棒に嵌められてしまうというアッと驚く仕掛けがなされたお話でした。そもそも”尾行”が趣味って発想が面白かったですが、そんなヘンテコな趣味のために人生を棒に振ることになりそうな主人公の姿は、悲劇と言うより喜劇の域にあり、中々面白く、そしてどんなところに落とし穴があるか分からないという寓喩になっていたような気もした作品でした。

そんな訳で、本作の評価は★4とします。

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鶏

2.5時間軸操作が、必要な気もするし、必要じゃない気もするし…。いわゆる...

2024年4月8日
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時間軸操作が、必要な気もするし、必要じゃない気もするし…。いわゆる典型的な才能の片鱗というやつなのですかね。

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kazuyuki

4.0デビュー作からノーラン流

2024年4月8日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

ノーラン監督のデビュー作から時間操作、構成の複雑さ、音楽ともに監督らしい。
監督のデビュー作から観客に考えさせる(ここでは物語全般)ことを
テーマにしているのだから。なおさらだ。
ストーリーも斬新。観て良かった。
撮影もモノクロでドキュメンタリー風ノワールも唸らされた。

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ナベウーロンティー

3.0設定がかなり強引

2024年4月7日
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「この設定はかなり強引じゃないの?」というのが、正直な感想かな。

ある程度のご都合主義は映画では許されるとは思うものの、あまりにも上手くいき過ぎているので、ラストの伏線回収の爽快さとは裏腹に、もやもやが残ってしまった。

ノーランくんのデビュー作だし、この後の「メメント」では度肝を抜れたし、ここ最近の練りに練られた頭の良さが爆裂している映画を連発している作品群の原点という意味では、感慨深いものはあるけど、、、

ちょっと、期待し過ぎてしまったかな?

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ただの映画好き

5.0この映画に仕掛けられたトリックは100%見破れない?

2024年4月7日
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興奮

残念ながら、突っ込めない!?

16ピース程度の羽目絵🧩をバラして組み立てられた単純なストーリーなんだけど、

そのトリックは何か?

思い当たるのは、○○○だなぁ

あれは最初から二つのヒントがあった。

簡潔なラストだが一言多かったようだ。

( ̄▽ ̄)

フォロウィング
劇場公開日:2024年4月5日 70分

クリストファー・ノーラン監督が1998年に発表した長編デビュー作。
他人の尾行を繰り返す男が思わぬ事件に巻き込まれていく姿を、時間軸を交錯させた複雑な構成で描き出す。

作家志望のビルは創作のヒントを得るため、街で目に止まった人々を尾行する日々を送っていた。

そんなある日、ビルは尾行していることをターゲットの男に気づかれてしまう。
その男コッブもまた、他人のアパートに不法侵入して私生活を覗き見る行為を繰り返しており、ビルはそんなコッブに次第に感化されていく。
数日後、コッブとともにアパートに侵入したビルは、そこで見た写真の女性に興味を抱き、その女性の尾行を始めるが……。

1999年・第28回ロッテルダム映画祭で最高賞にあたるタイガーアワードを受賞するなど高く評価され、
鬼才ノーランの名を一躍世界に知らしめた。
2024年4月、デジタルリマスター版にてリバイバル公開。

この映画に仕掛けられたトリックは100%見破れない

フォロウィング
劇場公開日:2024年4月5日 70分

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カール@山口三

5.0これからもずっとフォローさせてください

2024年4月7日
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俺、完璧に分かったぜ!

とは、悔しいけれど、相変わらず言えません🤣
でも面白いのだから、やっぱりノーラン監督は凄い!

どういうストーリーが浮かんで、場面と人物をどう分散させて、どう繋がりを持たせるか。何よりも観客をどう騙してどう納得させるのか(理解できようができなかろうが、楽しめたという意味での納得感という意味です)。

昔からそんなことばかり考えていたのですね。

映画の世界で才能を発揮してくれてありがとう!!

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グレシャムの法則

4.5さすが衝撃のデビュー作

2024年4月7日
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稲浦悠馬 いなうらゆうま

3.5クリストファーノーランの長編デビュー作

2024年4月6日
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さて有名監督長編デビュー作は要チェックです。
脚本も監督も撮影もノーランやってますね。
欧米だと撮影勉強してから監督勉強する流れなんで出来て当たり前らしいです。現場でレンズのチョイスをDPに質問されること多く、知識ないとやばいです。
舐められちゃいます。

フィルムノワール意識したのかザラッとした白黒で話も中々面白いです。編集に少し癖があり「テネット」「インセプション」「オッペンハイマー」思い出しました。
やっぱり初長編でここまで出来ればやはり凄いなと思います。
複雑な内容を捌き、整理する能力は、監督には重要スキルだと思う。

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masayasama

4.5好奇心は猫をも殺す

2024年4月5日
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 処女作からお見事。バラバラになった時間軸を頭の中でなんとか再構築し、だんだんと真相が見えてくる。そして、クッキリと見えたところで終幕。

 ボコボコにされて、口にねじ込まれた手袋を吐き出す。そんな冒頭のシーンが、キレイにつながる。そこは、スッキリしたんだけど、殺された老婆って出てきた?

 好奇心は猫をも殺す。それを地でいくお話でございます。

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bion

5.0さすがノーラン

2024年4月5日
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興奮

知的

テンポよく、物語にグイグイ引き込まれる。先が読めない。
デビュー作だが、本作の映像テクニックがその後の大作すべてにいかされているそうだ。
ひねりの効いたサスペンスだが、時系列をシャッフルすることでさらに面白くなっている。
いやー良いものをみた!

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robertdeniro3434

3.5クリストファー・ノーランが『メメント』(2000)の前の1998年...

2024年4月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

クリストファー・ノーランが『メメント』(2000)の前の1998年に発表した長編デビュー作でこの頃から時間軸を交錯させた複雑な構成で描くイギリスのモノクロ映画。
人は「奪われると、その価値を知る」そんな変な事を想像して違法な行動をとる男達。
ロッテルダム映画祭で最高賞を受賞するなど高く評価され、鬼才ノーランの名を一躍世界に知らしめたらしい。2024年4月にデジタルリマスター版にて映画館でリバイバル公開されるが私はDVDにて。
レンタルDVDには日本語吹き替えも有り。

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ナイン・わんわん

4.0時系列再整理版も同時収録のDVDで鑑賞。 監督・脚本はクリストファ...

2024年3月6日
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鑑賞方法:DVD/BD
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りゃんひさ

1.0ノーラン監督渾身のデビュー作

2022年6月19日
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odeonza