劇場公開日 2001年10月20日

ファニーゲームのレビュー・感想・評価

全45件中、1~20件目を表示

4.5怖すぎる

2024年9月28日
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鑑賞方法:VOD

怖い

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ちょび

2.5USAの方がいい

2024年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

USAの後で今作品を視聴しました。

DVDを買ってまで視聴したのですが、USAの吹替版の方がイライラできました。

ファニーゲーム2つあるけどどっち観たらいいのと聞かれたら間違いなくUSA

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高い坂

3.0実際

2024年5月29日
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色んな事件とかで人が殺されたりしてますが
 反撃して犯人が死にましたなんて事件聞いた事無いし
ほぼ加害者に不条理にみんな殺されてるのが現実ですからエンタメ性を排除するとこんなもんだと思います!
 だからと言って面白味なんて無いから作品としての凄さは理解できるけど全く面白く無いから点数はこんなもんでしょう(反撃したと思わせて巻き戻しする意地悪シーンは大爆笑でした)
あとこのパターンで普通は映画を作ろうとは考え無いから逆にアイデアとしては斬新なのかな?
だからといって面白いとは言え無いし。

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お主ナトゥはご存じか2世

4.0サクッと見れる

2024年5月14日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

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ゆい

3.5自分だったら?

2024年2月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

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jnk

3.0一番怖いのは人間だ!

2024年2月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

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だいふく

3.5とにかく不快。

2023年12月11日
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鑑賞方法:映画館
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Yohi

4.5まじ帰れ

2023年10月10日
iPhoneアプリから投稿

まじ帰れ。
だいぶ前にUSAの方先に観てたので、さすがに連続で観るのキツいなー。と思ってしばらく寝かせてからのオリジナル版鑑賞。
(その間にハネケの作品色々観たりして〜)

いや、やっぱキツい。ハネケの他の作品と比べても
観るのに体力いるし、ほんとに帰って欲しい。あいつら。
(私は個人的ファニーゲームのことまじ帰れ映画ってあだ名で呼んでる。)

それにしても全く同じセルフリメイクって聞いてたけどほんとにまったく同じで、建物の間取りも一緒。
USA観たのだいぶ前なので同じ家かどうかは記憶が曖昧だけど。
ほんとに、変なことするよね。ハネケ。って思って面白かった。

USA版との比較もなにもないけど、USAの方が馴染みのある俳優が演じている分、俳優がこの悪夢の様な話を演じてるんだなってゆう精神的フィルターがある分、まだ観やすい気がするなと思った。

ほんと嫌な映画作るよね。最高です。

配信で鑑賞(DVDも持ってる)

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madu

4.5観客が映画に期待するものとは何か

2023年10月7日
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鑑賞方法:VOD
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おたけ

4.0感想メモ

2023年10月1日
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ヒラめ

5.0キングオブ胸糞

2023年9月16日
スマートフォンから投稿

という訳で「ファニーゲーム」。絶対に誰かと見ちゃいけない映画。必ず1人で見ること。落ち込んだときや幸せな時に見てもダメ。「たまにはイロモノでも見てみるか」って時に調度いい。

冒頭の「という訳で」は、前にレビューした「君たちはどう生きるか」でこの作品に触れたためで、大した意味はない。

毒にも薬にもならず、ただ不快感だけを与えて去っていく。しかし、伏線もキレイに回収して、映画全般をメタってる作品のため、すべては監督の手のひらの上。
映画好きなら、通って損はないと思うけど、好きな映画だとは言いたくないし、思ってもない。
でもレビューしたくなるくらいに「何か面白い映画ある?」って聞かれたら勧めてしまう。

ハリウッドでもリメイクがあるが、見る気は起きない。こんなニッチな作品をリメイクする気がしれない。「やられたぁ」の二番煎じは寒くないですか?まだ見たことがないなら、他の人のレビューを見比べてハリウッド版を見るのはアリだと思う。
ただ、名作にもう一度スポットライトを当ててくれたことには感謝しよう。

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Moondust

4.0その引き込まれ方がすごい

2023年4月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

終始不穏で、光のないゲームを描いたサスペンス作品。
「U.S.A.」をまだ観ていなかったので、久しぶりにと合わせて鑑賞。
そしてこれが今観ても、実にクセのある作りです。
ハリウッドの娯楽性を真っ向から否定する、悪意に溢れたものになっているんですね。
ザラっとした映像、暴力をあえて映さずに伝える痛み、噛み合わない行動と会話、タブーから入る殺害、そして巻き戻し。
観客が不愉快になるよう徹底的に作られています。
作品のテーマであろう「現実と虚構」が実に巧みで、現実感たっぷりな絶望に時折見せるメタの演出を織り混ぜるなど、その引き込まれ方がすごい。
あと冒頭での明らかな伏線の仕込み「ナイフ」、最後の最後に出てくるのですがこれも実にうまい。
これは本当やられました、見事です。

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白波

3.0映画オタクには

2023年3月31日
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ウケるのかもしれない。
監督や映画業界の背景的なものを知ってないと感心できないのかも

内容はシンプルだけど、この映画を作ったってのに意義があるんだろう

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ぽていとP

3.0こっち見んな……

2023年2月9日
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ウィンクすな
こっち見んな
巻き戻すな
もう卵借りにくんなよ…

もうハネケにしかつくれない映画ですな
この静かな狂気に堪らなく驚愕させられるのよ

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JYARI

5.0スリラー映画についての反省の一形態を、あくまで趣味良く。

2023年1月19日
PCから投稿

2022 555
2015 444
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書籍『ミヒャエル・ハネケの映画術』より、一部

(10分間を超える居間のシークエンスショットについて)もしこのシーンを伝統的な方法で撮影していたら、その緊張感は全て失われてしまっていたでしょう。このシチュエーションにシークエンス・ショットはぴったりだと思われました。それ以外のところはいつもと同じように撮影しています。何か恐ろしいものを映さねばならないときは、いつも遠くから撮影します。近くで見せられる苦痛は、私には猥褻に見えます。
あらゆる苦痛と死は撮影不可能だと考えています。とりわけ記録映画においてですが、大虐殺の犠牲者たちをクロース・アップで映しているものは耐えがたいと思います。そんなものは見たくありません。これは趣味の問題です。
ドイツ語で「Geschmack」という言葉は、趣味の良い人は倫理的でもあるということを意味しています。趣味は単に美学的な事柄ではなく、敬意をも含みもっています。この場合では、他人の苦しみに対する敬意です。

(冒頭の場面でオペラが突然ジョン・ゾーンの音楽に変わることについて)ジョン・ゾーンは純粋なヘビーメタルというよりは、むしろこの種の音楽についての反省のようなものです。『ファニーゲーム』がスリラー映画についての反省の一形態であるのと同じです。

学生たちに良く言うのですが、一番必要なのは、良い耳をもつことなのです。目で見るよりも耳で聞いた方がはるかに理解が速いからです。ロングショットでは、撮影中、何も見えません。演技が適切かどうかを見極めるには音に頼るしかないのです。

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HAPICO

5.0凄い?嫌、酷い?

2022年11月3日
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スゲー面白いけど、二度と観たくない。

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心8

4.0子供

2022年6月6日
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filmpelonpa

3.5胸糞が悪い

2022年4月4日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

ひたすらに希望がないままドンデン返しに至らない二度目の悪夢から、序盤で落とすナイフの伏線回収が何ら身にならない結末。

一見すると普通に好青年と思われる二人の男の見た目が余計に腹立たしい、卵の件の会話から嫌ぁな感じがダダ漏れで、最初から不穏な空気が漂いながら過剰にしない暴力描写が尚更に痛々しい。

テレビのリモコンから奇妙な世界観に突入、かなりの極悪賛美で救われない。

現実に起これば、こんなもんか、映画だからこそ起こる奇跡を期待しながら、映画にリアルを突き付ける現実味からの絶望と恐怖心。

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万年 東一

3.0色んな意図は理解できるものの・・・

2022年4月4日
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和哉

4.0物語を破壊する者の正体

2022年1月1日
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鑑賞方法:DVD/BD

 残酷な殺戮場面がますますリアルになっている昨今の映画界だが、この映画の殺人シーンは、そうした作品に比べれば至ってノーマルだ。 しかし、後味の悪さは尋常ではない。

何の脈絡もなく、 ごく普通の日常生活に気配もなく不協和音が介入し、理不尽な支配に絶望させられた上で、これまたなんの脈絡もなく人生を突然断ち切られる。 この悪夢のような運命のすべてを、 人間の「軽薄な悪意」が演出していることに、 極めて強い不安と衝撃、そして嫌悪感を抱くのである。

まさに、「映画史上最高レベルの不快作」と言っていいだろう。

 我々人間には、命そのものよりも大切に守ろうとしているものがある。 それは、筋道だった人生を全うすること、つまり、一貫した物語を創ることだ。 人は誰しも、自分の人生という物語を完成させるために、命を懸けて生きていると言ってもいい。

 人生は、段取り通りには進まない。 様々な想定外の出来事により、一時停止や修正を余儀なくされる。 そこで挫折しても、人はそれをテコにして起き上がる。 時には自分を胡麻化し、無理やり帳尻合わせをしてでも、自分の物語を再構築して生きていこうとする。 中には、物語の一貫性を失い、生きる気力を亡くして死んでいく者もいる。 運命は理不尽であり、人生は過酷だ。

 だからこそ、我々は他人が命を懸けて創っている物語を尊重する。 物語同士が干渉するトラブルは当然あるが、 それでも相手を尊重することが、 安全かつ平和に生きていくための必須条件なのだ。 他人の生を尊重することは、 イデオロギーとは関係なく、人類の持つ暗黙の共通認識といってもいい。

 この映画は、そんな共通認識を真っ向から否定する。 そして、人間が人間の物語を残虐に引き裂く光景を、まるでホームドラマのように描き出す。 殺人鬼が観客に向かって不敵に微笑むが、 この映画には、物語づくりに安住しようとする人間の営みなど愚であるとでも言っているかのような、極めて挑発的なメッセージが込められている。

 ミヒャエル・ハネケ監督は、42年ドイツ生まれのオーストリア育ち。 あの時代、かの地に育ったことが、作品に影響していることは否定できないと思う。 自分の感性を通して見えた現実の世界と、そこから養われた独自の価値観を、 一切の忖度なくストレートに映画化した―という印象だ。

 カンヌでは、途中退席も目立ったらしい。 さすがに、この物語を共有しようと思う者はいないだろう。 実際、二度、三度と見返したい作品ではない。 正義の主人公が悪を八つ裂きにする予定調和の映画文法に慣れきっている観客に対する、 一種のアンチテーゼだったのだろうか。  いずれにせよ、 人間が生きるこの世界の有り様の一端を、 この映画によって我々の眼前に突き付けることに成功したことだけは確かだ。

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Garu