トレーニング デイのレビュー・感想・評価
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正義を賭けた1日
DVD300円ゲットシリーズ。いつもよりやや高価。その価値は大いに...
とんでもない先輩
毒を食らわば皿まで(デンゼル)!!
中盤までの善悪の境界が曖昧な感じと、観客自身がトレーニングされる感覚が凄く良かったです。ぐいぐい引っ張っていきますが、結末は普通という印象でした。「ブレイキング・バッド」ではないので、こうしないと話がまとまらないと思いますし、自分が悪の道に傾いていたのだな…と一気に目が覚める事ができて良い体験でした。自分だったらとてもやれる気はしない内容ですが、若い頃だったら、今より正義感が強くて楽しめなかった映画だと思います。現在はあまり冴えない印象ですが、フークアとエアーの原点があると思います。
悪徳警官と新米警官
デンゼルの悪役は迫力あり過ぎ
麻薬取締課に初出勤した主人公(イーサン・ホーク)、相棒で教官役の先輩(デンゼル・ワシントン)のやる事には驚かされる。
単に悪いことをする刑事ではなく、警察や検察の腐敗の先兵のようで絶望的。
そのうち殺人までやらされる羽目になり・・・。
デンゼル・ワシントンの悪役は怖い。
一日の出来事が凄まじい
善と悪の因果
デンゼル・ワシントンの悪役はハマります。
新人刑事がベテラン刑事とパトロールに出ますが、そのベテラン刑事は飛びっきり優秀で、それ以上に悪辣で、言葉巧みに自分の悪辣なグループに新人が加わるように仕向けるが・・・と言うストーリー。
デンゼル・ワシントンの魅力満載の作品です。「正義の味方」が多かった彼が、悪役を見事に演じきった作品です。
狡猾で、残虐で、軽薄で。普段の彼の役どころを考えると、ここまで悪役がハマるとは思っていませんでした。特に、最後。自分のシマだと思っていたスラムでのシーンは、彼の演技だけでなく場面の設定も含めて秀逸でした。
それでも、若干評価は厳しめにしました。理由は、デンゼルワシントンの真綿を締め付けるような狡猾さを、私は気持ち悪く感じてしまったこと。また、イーサンホーク以外の「登場する警官はすべて悪」という映画の中で、デンゼル・ワシントン以外の警官がそのまま放置されていることも、モヤモヤ感を強く持ってしまいました。
それでも、設定やストーリーもしっかりとしていて、キャストも魅力的な映画です。サスペンス好きなら楽しめる映画だと思いました。
方法の違い
テーマは、麻薬取締課のあり方について。
一人のベテランは、法に触れることをしながらも麻薬の世界での大物を逮捕していく者。一人は新人で、麻薬取締課に配属の者。
ベテランのやり方を悪と捉える新人と何も分かっていない新人とがぶつかりながら物語は進んでく。
最後の括り方はよくわからなかった。どうせなら、ベテランの代わりとしてもっと法に触れるやり方でやり通す姿とか見たかった。
個人的には、新人でのやり方には限界があると思うし(例えば麻薬の匂いさえ知らないものがどうやって悪の根源までたどり着くのか)、特別な部署には特別な権限があっても良いかと思った、例えば、決められた環境下なら麻薬吸っても良いとか。実際にも、日本では一般人は銃は持てないけど、警察は持ってるし。もちろん線引きをミスるとベテランみたいになりかねないがそういうのを認められる周りの柔軟さも必要なんだと思う。
デンゼル・ワシントンの新境地とイーサン・ホークの誠実感
題名に騙されてはいけない
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