「ファンタジーとして見る」天使のくれた時間 asicaさんの映画レビュー(感想・評価)
ファンタジーとして見る
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すべて持っている。
何も足りない物なんかない。
そう言った彼に 「君が必要ないと思っている物の中に、とても重要なものがあるよ、君がどう思うのかは君次第だけど」
と教えてくれる物語。
仕事か家族か と言った選択を迫る映画として見るのではなく、
何かを得ると何かを失うんだけど、さあどうする?
必要なものだけ良いとこ取りみたいにピックアップして得る訳にはいかないからね。
さあ どちらの人生が良かったかい?
と言ったところだろうか。
彼の答えは
どんな事があっても眠るものかと椅子に座ったまま夜明かしする覚悟で眠気と戦う場面 に集約される。
子どもの教育を
環境で考えたくてcityを離れて郊外の一戸建てをローンで購入し
人権弁護士としてかなりの低賃金で働く事すらも幸福であると感じる妻。
豪華な部屋に住み、子どもは一流私立へ通わせ
いちいち値段を見ずとも買い物の出来る生活を家族にさせてあげる事が理想と思う夫。
そこは 二人が結婚している設定の中でさえもすれ違う。
郊外のとてもキュートな一戸建てに、超超可愛い妻と子がいて、クレヨンしんちゃんち程度の幸福があって
それを 不足と思うか、、、、
これを選ぼうと思うか、、、、
何はともあれ 妻の役の女優さんの演技が素晴らしくチャーミング。
町一番の美人の妻、その前から 学校でもっとも可愛いと評判の彼女。
もちろん中身も so cute! であるところが
この映画の心地よさに大きく影響しているのは言うまでもない。
そして ハリウッドの子役層の厚さに感服。
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