キング・イズ・アライヴ
劇場公開日:2001年3月10日
解説
灼熱の砂漠に閉じこめられた人間たちを描くサスペンス。映画監督グループドグマ95が承認した第4作。監督・脚本はクリスチャン・レヴリング。共同脚本は「ミフネ」のアナス・トーマス・イエンセン。撮影はイエンス・スロソ。出演は「イグジステンズ」のジェニファー・ジェースン・リー、「レンブラントへの贈り物」のロマーヌ・ボーランジェ、「ベルベット・ゴールドマイン」のジャネット・マクティア、「遠い夜明け」のマイルズ・アンダースン、「プリック・アップ」のデイヴィッド・ブラッドリー、「ワールド・イズ・ノット・イナフ」のデイヴィッド・カルダー、「Xーメン」のブルース・デイヴィスン、「アフリカン・ダンク」のピーター・クベカ、「輝きの大地」のウジ・クネネ、「ファイアーライト」のリア・ウィリアムズ、「ブラウンズ・レクイエム」のブライオン・ジェームズほか。
2000年製作/108分/デンマーク・スウェーデン・アメリカ合作
原題または英題:The King Is Alive
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2001年3月10日
ストーリー
どこまでも続く広大な砂漠。ある時、11人の男女を乗せた1台のバスがその真ん中でエンストを起こしてしまう。絶望的な状況下、助けがくるまでサバイバルを余儀なくされる見知らぬ同士の人間たち。やっとたどり着いた廃墟で、彼らは無為な時間を埋めようと、ヘンリー(デイヴィッド・ブラッドリー)の提案でシェイクスピアの『リア王』の劇を演じることに没頭する。リア王はアシュリー(ブライオン・ジェームズ)が、コーディリアはジーナ(ジェニファー・ジェースン・リー)が扮する。しかし、肉体の極限状態へと近づいてきた彼らは、感情のコントロールをも失っていく。現状に耐えられず、一人の乗客が砂漠へと逃げ出すのだが、やがて死体となって発見される。下手な脱出は不可能と分かったその場所で、そのまま灼熱の地獄が続いていくのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- クリスチャン・レブリング
- 脚本
- クリスチャン・レブリング
- アナス・トーマス・イェンセン
- 製作総指揮
- ウィリアム・エー・タイラー
- クリス・ジェイ・ボール
- デビッド・リンド
- ペーター・アールベーク・ヤンセン
- 製作
- パトリシア・クルージャー
- ヴィベケ・ブルデレフ
- 撮影
- イエンス・スロソ
- 録音
- ヤン・ユーラー
- 編集
- ニコラス・ウェイマン・ハリス
- 字幕
- 松浦美奈
受賞歴
第53回 カンヌ国際映画祭(2000年)
出品
ある視点部門 | |
---|---|
出品作品 | クリスチャン・レブリング |