「肉を食う根は少女の精」オテサーネク 妄想の子供 キウイジャムさんの映画レビュー(感想・評価)
肉を食う根は少女の精
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子供が生まれない事を気に病んだ夫婦の元に赤ちゃんがやってくるが実は恐ろしい怪物で・・・というチェコの民話がベースのホラー映画
この類の映画って夫婦目線で進むのかなと思ったら語り手のような同じアパートに暮らすませた女の子も関わってくるのが面白い。
特撮好きだから不気味な植物のような見た目に女の子が関わってそれによって被害者も出てくるからもしかしてウルトラマンタロウのツタ怪獣バサラのエピソードの影響を受けたのかな?と思った。
また怪物が人を食べ途方に暮れる夫に向かい奥さんが「どうせ食べられた奴なんて社会の役に立たない者だから良いんだ」ってセリフは子供を思う母親ゆえに飛び出したんだろうけれど、バサラは乳児遺棄問題が込められていたらしいけれどそれのようにチェコでは当時はそんな社会問題があったのかな。
美味しくなさそうな食事シーンにお色気描写が本作の監督ヤンシュヴァルクさんの作風らしいけれど、確かにそれが印象深い作品だなと感じる
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