オテサーネク 妄想の子供

劇場公開日

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解説

チェコの民話をベースに命を持った切り株人形の恐怖を描く寓話。監督・脚本・原案・美術は「悦楽共犯者」のヤン・シュヴァンクマイエル。出演は映画初出演のクリスティーナ・アダムツォヴァーほか。

2000年製作/132分/チェコ
原題:Otesanek
配給:チェスキー・ケー=レン コーポレーション

ストーリー

ホラーク(ヤン・ハルトゥル)とホラーク夫人(ヴェロニカ・ジルコヴァー)には子供がなく、二人は失意を抱えていた。ある日、夫人は赤ん坊の形に削った木の切り株をオティークと名付け、我が子としてかわいがるようになる。同じアパートの住人たちの奇異の目や夫の不安をよそに、夫人はオティークに異常な愛情を注ぐが、そのオティークは生命を持ち、恐ろしい食欲であらゆるものを平らげていく。そんな事の真相を理解していたのは、民話『オテサーネク』を読んでいた少女アルジュビェトカ(クリスティーナ・アダムツォヴァー)だけ。民話のオテサーネク同様、オティークは生きた猫や人間まで食べてしまう。収拾のつかなくなったホラーク夫妻は地下室にオティークを閉じこめるが、今度はアルジュビェトカが彼の面倒をみはじめる。やがて少女はアパートの住人をオティークの餌にすることを選び、ついにはホラーク夫妻も食われてしまう。それにようやく気づいたアパートの管理人(ダグマル・ストシーブルナー)は、鍬を持ってオティークのいる地下室に下りていくのだった。

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映画レビュー

4.0喩えるなら・・・・・・グレムリンの襲撃を受けるめぞん一刻の人々。

2022年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

一棟の古ぼけたアパートの中で繰り広げられる人造マンドラゴラによる人食い騒動!
 単なるモンスター映画と侮るなかれ、実態はご近所付き合いの皮を被った醜悪なエゴのぶつかり合いと少女のサイコパス性、しかしてその実態は祖国の芸術への政治弾圧に対する悲憤と鬱屈を投影したダークファンタジーなり。

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O次郎(平日はサラリーマン、休日はアマチュア劇団員)

3.0民話といえば民話…。

tedさん
2022年2月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
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ted

4.5すごいすごい!こんな作品があったなんて!!!

2021年3月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

なんじゃこりゃー!
今のいままで知りませんでした、本作の存在を。
私はこの20年何をやってたのやら。アップリンクさん、感謝です。

こんなにも気持ち悪く、スタイリッシュで、いやらしく、いやーなジョークだらけのファンタジーホラー、いや、ファンタスティックホラーを観られるなんて、、、ありがたし!!!

何を書いてもネタバレになっちゃうんで書きませんが・・・、もー、なんつーんですかね?
最初から不気味さトップギアっす。富士急ハイランドのドドンパ級のGでココロも体も一気にあっちの世界に運ばれます。オープニングの異常感、良いです。
なんでそんな描写が必要なの?と思いますが、だんだんその必然性が見えてきます。

結構哀しい物語のスタートで、かなり切ないのですが、そこから始まる狂気が素晴らしい。
願いから来る狂気、、無邪気な狂気・・・それは民話の狂気・・・。ひゃー、怖いやつだ!これ!
遠心力がどんどん力を持ってくるように、時間が経過していくたびに怖さの拍車がグングンかかっていきます。ドドンパ級のGは衰える気配ありません。
合間合間に挟まる下世話なジョーク、淫雛な食事風景。OUTなエロ。
とにかく「ヌメーーーー」っとしてるんですね。

それがいい。

民話をうまいこと現代の物語と結合したもんですね。ナイス脚本です。
結構「あれ?そーなっちゃうんだ?」と裏をついてくる、しかしそれは説得力のある裏攻め。
うんうん、そーでさぁね。そーなりまさぁね。と。

良いなぁ、どんどんどんどん、蟻地獄にハマっていく感じ。蜘蛛の糸に絡まっていく感じ。
さらに、ベースが民話ってのが、何というのでしょう。牧歌的な怖さ?無邪気な怖さ?
それはアリアスターのミッドサマーみたいです。あの、なんちゅーか、明るいから怖い・・・みたいな。

ラストは・・・・これまた民話と現実のGAPを感じさせる良い結末です。

あーーー、怖かった!

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バリカタ

4.0イレイザーヘッドかと思って見てたら

よしえさん
2021年3月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

童夢でした、みたいな。
自分で書いておきながら上手いこと言うなとちょっと感心した。

妊娠もしてないのに異形の子を産んでしまった夫婦の悲劇が前半とすれば、後半は異形の子に絡んで同じアパートの住人の異常性がどんどん浮き彫りになっていく。
特に、前半からどこかおかしげな様子だった隣人の子アルジュビェトカが後半突然主役に躍り出て、愛らしさの影でどんどん狂気を圧し拡げていく様は、まさに恐ろしさしか感じない。

画的にはほぼホラーなのだけど、ぎりぎりファンタジーの範疇に留まっているような肌触りで、グロテスクなシーンも多いがあまり気にはならない。むしろ執拗に描かれるありきたりのはずの食事のシーンが怖かったりもする。
それにしても、原作は童話なのだそうで、映画内で原作のストーリーも説明されるのだが、このお話、元から怖いのだ。チェコの子供たちの情操教育が心配になってくるが、元々スラヴ神話自体結構恐ろしい話が多い印象なので、もうこれはそういう土地柄なのだろう。

なお、映画はオチの切れ味が鋭すぎて、暫く切られたことに気づかなかった。

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よしえ
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