ワンダーランド駅で
劇場公開日:1999年12月18日
解説
すれ違い続けるふたりの男女が出会うまでをボサノヴァに乗せて描いたドラマ。監督・編集はブラッド・アンダーソンで本作は長編第二作。脚本はブラッド・アンダーソンと「バーチャル・ウォーズ」のリン・ヴァウス。製作はミッチェル・ロビンズ。撮影はウタ・ブリーゼヴィツ。音楽はクラウディオ・ラガッツィ。美術はチャド・デトワイラー。出演は「隣人は静かに笑う」のホープ・デイヴィス、「ザ・クロウ」のアラン・ゲルファント、「パッチ・アダムス」のフィリップ・シーモア・ホフマンほか。
1998年製作/96分/アメリカ
原題または英題:Next Stop Wonderland
配給:アスミック配給(アスミック・エース エンタテインメント=角川書店提供)
劇場公開日:1999年12月18日
ストーリー
恋人と別れたばかりのエリン(ホープ・デイヴィス)。一人でも平気と強がる娘をよそに、母親が勝手にエリンの名前で恋人募集の広告を出してしまう。その広告を目にしたのが配管工をしながら大学で学ぶアラン(アラン・ゲルファルト)の友人たち。美辞麗句で飾り立てられた広告の女性「エリン」をデートに誘い、ディープキスまで持ちこめば勝ちと盛り上がる。一方アランはウソの広告を載せる女はゴメンだと乘らない。彼は大学のクラスメイトのジュリー(カーラ・ブオーノ)に言い寄られているのだ。彼女の強引なアプローチに戸惑いながらも不器用に応えていくアラン。次第にジュリーに対して安らぎを覚えていくが、ある日大学の先生と彼女が激しくキスをしている所を目撃してしまう。それからアランは親の借金問題や彼女との関係など全てを断ち切ろうと立ち上がる。アランの友人たちの賭けのことなど知らないエリンは、アプローチのあった中の何人かと会うことにした。だが彼らの企みを見破ることとなり、わずかな希望を打ち砕かれる。そこへブラジル人のアンドレ(ホセ・ズーニガ)が彼女の前に現われる。やさしくロマンチストな彼に惹かれたエリンは、ブラジルへ一緒に行こうと誘われ、航空券を手にする。ブラジルへ発つ当日。地下鉄で空港へ向かうエリンはうっかりして降り損ねてしまう。そこで彼女は初めてアランと出会うのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ブラッド・アンダーソン
- 脚本
- ブラッド・アンダーソン
- リン・バウス
- 製作
- ミッチェル・ロビンズ
- 撮影
- ユタ・ブリースウィッツ
- 美術
- チャド・デトワイラー
- 音楽
- クラウディオ・ラガッツィ
- 編集
- ブラッド・アンダーソン
- 字幕
- 松浦美奈