「春の夢の如し」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ Kjさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0春の夢の如し

2022年1月16日
iPhoneアプリから投稿

踊るジェニファーコネリーの愛らしさ。天窓のあるこの部屋は聖域。そこが違法酒場と堕とされ、それでも踏み込まれる気配を示さぬ聖女を、勢いに任せて踏みにじる演出。男どもの獣性溢れる世界観。理性や秩序がなく、連帯しなければ生きながらえぬ世界。懐古的でいられるか?それを肯定しえない運転手。窒息しそうで反吐がでる。しかしこの世界しか与えられていない。ゴミ収集車に消え去る男は多くの妥協の末に世を渡ったのだろう。それでも古きものと共に古い者は退場する。狂った世の中で、狂って聖女と戯れたか。

Kj