惑星ソラリス

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劇場公開日:

解説・あらすじ

ロシアの名匠アンドレイ・タルコフスキーが、ポーランドの作家スタニスワフ・レムの代表作「ソラリスの陽のもとに」を映画化した傑作SF。未知の生命体と接触し極限状態に置かれた人間の心理を独特な映像表現で描き、1972年・第25回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した。海と雲に覆われ、生物の存在が確認されていない惑星ソラリス。科学者たちはソラリスの海に理性があると考え接触を図るが、失敗に終わる。宇宙ステーションは謎の混乱に陥り、地球との通信が途絶えてしまう。心理学者クリスが原因究明のため送り込まれるが、友人の物理学者は既に自殺しており、残る2人の科学者も怯えきっていた。やがてクリスの前に、数年前に自殺した妻が姿を現す。

1972年製作/165分/ソ連
原題または英題:Solaris
配給:日本海映画
劇場公開日:1977年4月29日

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写真提供:アマナイメージズ

映画レビュー

4.0「ヒロシマのように」

2025年3月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

恥ずかしながら一部うつらうつらとしてしまい理解不十分。それでも、印象に残る作品。

日本の首都高(?)がずっと映し出されるシーン、これは未来的な光景として選ばれたのだろうか。標識や看板に映る日本語を見ていると何とも不思議な気分になる。

また、無重力のシーンは短いながらもとても美しい。こんなにも個性的で印象的なシーンはなかなか無い。この作品を観ていると、人や愛の本質は何かという事について考えさせられる。

愛と逃避を混同してしまった主人公と事実基づく判断をする科学者。AIやクローン、フェイクニュースや偏向情報が溢れる現代、気をつけないと偽りの世界の住人になりかねないという、今改めて観るべき作品のようにも思える。

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komasa

5.0地球に帰りたくなる映画‼️

2025年1月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD

興奮

知的

幸せ

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活動写真愛好家

5.0近未来的でもあり、哲学的でもあり

2023年7月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

アンドレイ・タルコフスキー監督 1972年の作品、数十年ぶりの鑑賞。
近未来的でもあり、哲学的でもあり、メンタルをすり減らす感覚もあり、
やっぱり、考え込む作品でした。
そのへんの首都高が、映像になると不思議ですね。

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woodstock

3.5SF金字塔 ソラリス モノリス

2023年4月22日
Androidアプリから投稿

Dボウイ⇒坂本龍一⇒なぜかタルコフスキーに着地 坂本教授が影響受けた映画音楽とのことで、流水音もただの自然の音ではなくまるで映画音楽のようにと拘りが感じられるらしい レンタルは確か昔途中頓挫してしまったけど音にも注目するとまた新たな見方が出来るかも しかしカメラアングルも音楽もちょっと恐い時が...ホラーテイスト? 米ソで作りがこうも違うのねという印象で画面も寒々、厳かな感じ 肝心のストーリーは1408号室を想起した

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ゆう