劇場公開日:1977年4月29日
解説
ロシアの名匠アンドレイ・タルコフスキーが、ポーランドの作家スタニスワフ・レムの代表作「ソラリスの陽のもとに」を映画化した傑作SF。未知の生命体と接触し極限状態に置かれた人間の心理を独特な映像表現で描き、1972年・第25回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した。海と雲に覆われ、生物の存在が確認されていない惑星ソラリス。科学者たちはソラリスの海に理性があると考え接触を図るが、失敗に終わる。宇宙ステーションは謎の混乱に陥り、地球との通信が途絶えてしまう。心理学者クリスが原因究明のため送り込まれるが、友人の物理学者は既に自殺しており、残る2人の科学者も怯えきっていた。やがてクリスの前に、数年前に自殺した妻が姿を現す。
1972年製作/165分/ソ連
原題または英題:Solaris
配給:日本海映画
劇場公開日:1977年4月29日
スタッフ・キャスト
- 監督
- アンドレイ・タルコフスキー
- 原作
- スタニスワフ・レム
- 脚本
- フリードリフ・ゴレンシュテイン
- アンドレイ・タルコフスキー
- 撮影
- ワジーム・ユーソフ
- 美術
- ミハイル・ロマージン
- 音楽
- エドゥアルド・アルテミエフ