「後味が良い」浮き雲 sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
後味が良い
ヘルシンキの市電運転士ラウリと、レストランの給仕長のイロナの夫婦。不況のため同時期に失職してしまい、二人は再就職に奔走する。ラウリはバスの運転手とし て雇われるところ、健康診断に引っ掛かり免許も失う。イロナは厨房の職を得て、はりきるも給料が。
不況にあえぐ人々を、アキ・カウリスマキ監督がいつものとぼけた感じで描いています。レストランの最後の盃に、ジュースが一つあるのが大笑い。今回は幅広いジャンルの音楽が使われています。そしてラストの後味が良い。
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